中古ドメインのメリット・デメリット|スキルアップにも最適(おすすめとは言ってない)

 

アフィリエイトで稼ぐ手法は多々あります。何も「これが最良!」という道はなくて、仮にあったとしてもその手法は人それぞれです。

私もこれまでに様々な手法に挑戦してきましたが、中古ドメインほど結果が出るのが早かったアフィリエイトの手法はありませんでした

 

アフィリエイトの多くは「結果が出るまで不安な気持ちを抱えながら、それでもなりふり構わずに作業をし続けた人が結果を出せる」というイメージがありませんか?

それが中古ドメインなら、アッサリ結果が出るということも珍しくないんです。

 

ただし良い事ばかりではないので、悪い部分もしっかりと理解してから挑戦して欲しいと思います(決しておすすめはしないです)。

今回はアフィリエイトにおける「中古ドメインのメリット・デメリット」についてご紹介します。

 

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中古ドメインを使用することのメリット

うまくハマれば初動段階でアクセスが見込める

 

私が中古ドメインに手を出す理由は主にこれです。中古ドメインなら過去の運用履歴があるので、その運用履歴が悪いものでなければ早い段階で上位表示が狙えます。

 

これを新規ドメインでやろうと思ったら、3ヶ月~半年くらいは厳しいのかなという感じです。もちろん記事を入れる度合いによっても変わってくるんでしょうが、少なくとも2週間で勝負というわけにはいかないでしょう。

 

中古ドメインにも良し悪しがあるので一概には言えないものの、ハマれば1ヶ月以内に結果が出ることも珍しくありません。これが私の中古ドメインを使う理由です。

 

商標アフィリエイトとの相性が抜群に良い

 

商標アフィリエイトというのは、特定の商品でアフィリエイトサイトを作成することですが、この手法と中古ドメインの相性が抜群に良いです。

商標アフィリエイトのメリットは「その商品を既に知っていて、購買意欲があるユーザーを集められる」という部分ですが、デメリットは「案件が終了してしまう」というリスクを背負うことになります。

初心者でも取り組みやすい商標アフィリエイト|デメリットはこれだ!

 

一から丁寧に作った商標サイトが、ようやく上位表示されて日の目を見るようになったと思ったら案件終了という展開は、商標アフィリエイトに取り組んでいく上で避けられないリスクと言っても過言ではありません。

しかし中古ドメインを使えば、半年以上かけて上位表示を狙うという感じでも無く「1ヶ月後に上位表示して、向こう3ヶ月の上位表示を狙う」という感じに割り切って使用できるので、案件終了のリスクがあまり怖くなくなるという面でもおすすめです。

 

被リンク用のサイト(サテライトサイト)として効果的

 

取得した中古ドメインにそのままコンテンツを入れてもいいのですが、ワンクッション置いてから自分にとって集大成のサイトにリンクというカタチでパワーを送るというのも効果的です。

例えば夏前になるとダイエットなどの需要が高まるのは分かり切っているので、それこそ3月くらいにダイエット案件を仕込んでおけば、ゴールデンウィーク以降にはガッツリ稼ぎ頭になってくれる可能性は十分に見込めるでしょう。

 

ただし良質なコンテンツだけで勝負しようと思ったら、よほど上手くやらないと「コンテンツが評価されて上位表示はされたけど、残念ながら夏は終わっていた…」という結末になる可能性も。

そうならないためにも本気で結果を出すことにこだわるのであれば、私の場合は中古ドメインに中古ドメインから被リンクを当ててブーストを狙うという目的の使用もしています。

 

イメージ的にはドラゴンボールの元気玉のようなイメージでしょうか。本当に強い1サイトに力を集めて世の中に送り出してやるというイメージで、サテライトサイトからメインサイトに人が流れていく毎にメインサイトが評価されていくのが身を持って体感できるはずです。

最近はサテライトサイトの質も重要だと言われているので、どうしようもないような中古ドメインはサテライトサイトのサテライトサイト(いわば3軍みたいな感じ)として使用したり、あとはツール記事を入れて放置したりしています。

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中古ドメインを使用することのデメリット

取得段階での良し悪しが分からない

 

もしかしたら超一流のアフィリエイターさんなら分かっているのかもしれませんが、それを無料で公開してくれているという方を私は知りません。

 

そして私なりにあれこれやってきた中で「こうやって取れば割と期待できるんじゃないかな?」という基準はありますが、そこまで精度も高くないですし、少なくとも「こうやって取ればいいですよ!」と言ってアドバイスできるような代物ではないです。

 

そんな私からすると、中古ドメインは実際に取得してコンテンツを入れてみてから良し悪しを判断するというカタチになります。

 

良い物が高いとは限らない

 

中古ドメイン業者から購入する場合、どんなに安くても1つあたり3000円くらい?ちょっとでも良いドメインを購入しようと思ったら、10000円以上になってしまうことも珍しくありません。

 

ただし10000円の中古ドメインだからと言って、3000円のドメインの3倍頑張ってくれるとは限りませんし、中古ドメイン業者の方で担保してくれるのはあくまでインデックス保証のみです。

 

そのため、断腸の思いで購入した中古ドメインが全く上位表示できなかったなんて話も聞くので、過度な期待は禁物と言えるでしょう。

 

自分で買うと時間が掛かる

 

中古ドメインは自分で探して取得するという方法もありますが、これだと時間が掛かるというデメリットが生じてしまいます。

自分で取得すれば新規ドメインと同じ金額で購入できるので、.comなら1個あたり1000円程度?かと言って闇雲に取るのでは、あまり良くないドメインばかりを買ってしまう可能性が高くなるので、ある程度の基準を持って精査するのが基本です。

 

例えば被リンクが多い中古ドメインは一見良さそうな気もしますが、作為的に増やされた薄い被リンクであるケースも多いので注意しなくてはなりません。大量の自演リンクを当てている場合、すでにペナルティを貰っている可能性も高いです。

さらに言えば、良質なドメインがアフィリエイターによって汚染されてそれが中古ドメイン市場に流れてきているケースも本当に多いので、時間をかけないとせっかくの資金をドブに捨てる行為になってしまうかも。

中古ドメインを自力で入手する方法|ノリはソシャゲのガチャのような気分でお気楽にどうぞ

 

中古ドメインを使用したブラックSEOについて

 

個人的には表立って中古ドメインを使用したブラックSEOをおすすめすることはしませんが、良い意味でも悪い意味でもGoogleを攻略するうえで勉強にはなると思っています。

例えばブラックSEOとホワイトSEOの両方に実際に挑戦してみて、そのうえで「俺はホワイトだ!/私はブラックよ!」というのは全然問題ありません。問題なのは「挑戦もしていないのに、ブラックSEOを悪いものだと決めていませんか?」という部分です。

初心者が知っておくべきホワイトハットSEOとブラックハットSEO

 

残念ながら、現状のGoogleを攻略するうえで良質なコンテンツだけで対抗するのは難しい部分も少なくありません。どんなに良いコンテンツを作っても他人のコンテンツに埋もれてしまうケースは山ほどあります。

いくらブラックSEOだからと言って「良くないコンテンツでずっと上位表示し続ける」ということは難しいでしょうから、個人的には小学校の運動会で「良い靴を用意する」とかその程度じゃないかという考えです(元々足の遅い子がスパイクを履いてもそこまでの影響はありませんが、スーパー小学生にスパイクを履かせたらすごそうじゃない?)。

 

「ホワイトだから落ちない、ブラックだから落ちる」という考えは危険

 

「ブラックSEOはいずれ落ちるから、自分はホワイトSEOしかやらない」というアフィリエイターさんは多くいらっしゃいます。確かにブラックSEOは落ちる可能性としては高いと思いますが、じゃあホワイトだから落ちないかと言われたらそういうこともないです。

ホワイトでもGoogleのアルゴリズムに引っ掛かって急に1ページ目から圏外に飛ばされることだってありますし、そもそもホワイトだのブラックだの言い始めたのはアフィリエイターたちなので、Googleにはそんなのどうでも良い話なのかもしれません。

 

私も実際にブラックSEOをやる前は「なんだよ、ズルして上位表示しやがって…。アフィリエイターならコンテンツで勝負しろよ!」と思っていましたが、実際にやってみると分かります。「あ、何でもかんでも上位表示できるような魔法ではないんだな」と。

なんでもそうですが、柔軟な考えを持つことが重要です。私は今でもブラックとホワイトの両方の観点からアフィリエイトをしていますが、どっちも面白いですよ。

 

最後に

ある程度アフィリエイトに取り組んできた人や、初心者さんでも教材から入った人なんかは「中古ドメイン」について興味を持つという人が非常に多いと思います。

 

あくまで私の考えを言うと、色んな人が「ブログで稼げる方法を教えます!」と言って塾をやる一方で、中古ドメインに特化した教材があまり出回っていないという部分に「中古ドメインって本気で儲かるやつだから誰も情報を漏らさないのでは?」と思ったり思わなかったり。

 

仮想通貨にしろ何にしろ、一般人に「儲かる」という情報が降りてくる頃にはもう既にしゃぶり尽くされているケースが多いですから。

そういう意味では、中古ドメインは面白いんじゃないかと思っています(ただしおすすめはしません)。