Googleアップデートが取り沙汰されるたびに、中古ドメインの強さが増しているような気がするのは気のせいでしょうか?
私も自分なりの戦術で中古ドメインを使用していますが、同じコンテンツを入れても新規ドメインより早くに結果が出ますし、長く運営していこうと思っているブログ(記事数で言えば300記事以上の規模)以外は、基本的には中古ドメインで作っています。
そんな中古ドメインは物によっては非常にクセが強くて、バックリンクの数だけで評価することもできなければ、ペナルティを受けている物も存在するため、上手く使うのも一苦労と言えるでしょう。
どんな中古ドメインをどう使うかによっても千差万別なので、決して正しい中古ドメインの運用方法というものは存在しないのですが、本記事ではこれまでに中古ドメインで数百サイト(たぶん4桁は行ってないです)を立ち上げてきた、私なりの「中古ドメインの使い方」についてご紹介したいと思います。
中古ドメインの使い方
私が主にやっている中古ドメインの使い方3パターンをご紹介します。
私は中古ドメインは自力で取得していますが、優良で購入した方が失敗は少なく、時間も掛かりません。ある程度の予算があるという人は、業者から買ってみてもいいでしょう。
私にように自分で取りたいとか、業者から買うお金が無いという人は、こちらの記事を読んで中古ドメインを用意してください。
▶中古ドメインを自力で入手する方法|ノリはソシャゲのガチャのような気分でお気楽にどうぞ
商標サイトとして使用する
個人的には非常に好きな使い方でした。
「でした」というのは、2019年の3月、6月、9月という度重なるGoogleアップデートで、様々なジャンルの公式サイトが強くなった結果、ちょっと商標アフィリエイトの方向性を考えないと、上位表示が難しくなってしまったからです。
商標単一ワードでの上位表示は難しいかも知れないですけど、商標+〇〇の二語キーワードを拾って成約させるという方法はまだ通用します。
使い方は「一気に10個くらいの中古ドメインを取って、それぞれに20記事くらいを一気に投入し、順位が付いたサイトを本命にして商標サイトを作る」というだけです。
20記事を自分で書くのはしんどいと思うので、外注で書いて貰ってもOK。私はツール記事を使っていますが、ツール記事の方が「記事の良し悪しで順位が変わらない」ので、純粋なドメインの強さを計れるんじゃないかと思います。
▶取得した中古ドメインを精査する方法|ドメインの良し悪しの判断方法
サテライトサイトとして使用する
中古ドメインはサテライトサイトとしても有効です。
人によっては「自作自演のリンク=悪=ペナルティの対象」と言っていますが、個人的にはそれもケースバイケースだと思っています。
というのも、私自身が「このブログについて」という固定ページなどで「他にもこんなブログを運営しています!」ということで相互リンクしたりしていますし、積極的に自分のブログ記事へのリンクを貼ったりしていますが、それが原因でペナった経験はないからです。
明らかに手抜きのサテライトサイトだったら、文句無しにペナルティの対象になるかと思いますが、割とそこそこのコンテンツを仕上げて「詳しくはこのブログを参考にしてください」という感じで紹介しても、特にペナったりすることはありません(私の場合ね)。
ただ、同じようにして作っても効果があるのか無いのかよく分からない場合というのが結構あるので、このあたりは「効果が出るまでリンクを送るのか、途中であきらめるのか」はハッキリした方がいいと思います。
ちなみにリンクを送り過ぎると思うように順位が上がらなかったり、送り続けても一定ラインから落ちていくということも結構あったので、この辺りはドメインの良し悪しや狙うキーワードの難易度などにも左右されるような気がしました。
新規ドメインへのリダイレクト
一方で「ペナってはいないけど、ツール記事を入れた感じでは芳しくなかった」という中古ドメインは、新規ドメインにリダイレクトしたりもしています。
これをやることで、新規ドメインが上位表示されるまでの時間が短縮されるんじゃないかと思って使っているのですが、これに関しては「やらないよりマシかな…」くらいの感じですかね。
個人的には「せっかくお金を出して用意したから捨てるのも勿体ない」ということで、新規ドメインにリダイレクトしているものの、中古ドメインのパワーがそうでもない場合は微妙な感じもします。
もちろん結構良さげな中古ドメインを、新規ドメインにリダイレクトすることもあります。
これは「中古ドメインをそのまま運用するよりも、新規ドメインにリダイレクトする方がペナルティの確率が低くなる」ということを、どこかで見たから試すつもりでたまにやっていますが、個人的にはペナルティの確率に対してそこまで大きな実感はないです。
あとは「効果はあったけど、中古ドメインの文字の羅列が気に入らない」という時に、自分で取得した新規ドメインにリダイレクトさせることも。
※これは完全な自己満足です。
ペナっても載せ替えればいいのでは?
私は中古ドメインやブラックSEOに手を染めるまで「ペナったらどうしよう…」とメチャクチャ不安に感じていましたが、今はもう「ペナったら別の中古ドメインにコンテンツだけ引っ越しすればいいのでは?」くらいに開き直っています。
あくまで主観なので、私とあなたの肌感覚が同じとは限りませんが、意外と簡単にペナルティは貰わないですよ。
時間経過で中古ドメインとしての質が落ちていくということは何度も経験しましたが、検索順位で一気に圏外に飛ばされて、サチコで見たらペナってたなんて経験ほとんどありませんから。
そう考えると私のブラックSEOのスキル・経験値はその程度だと感じるのと同時に、「被リンク当てすぎてペナったって奴、どんだけ当てたんや!」と怖くなりました。
私は新規サイトを立ち上げた時に、5~10個の中古ドメインから一気に5~10本のリンクを送ったりしていますが、別に芋づる式でやられた経験もないですし、意外とイケるもんだなぁと思っています。
さすがに一気に30本とか当てるのは怖いので、最初に5~10本のリンクを送ったらそれ以降は刻んでいますが、週1本や2本ペースならそこまで捕捉される感はないですね。
最後に
個人的には「強いドメイン→メインサイト、そこそこのドメイン→サテライトサイト」という感じです。で、メインサイトではジャンル型サイトや商標サイトを作っています。
ここ最近のアプデによって、購入に結び付くようなクエリで公式サイトの上位表示率が高くなった気がするので、ちょっとやり方は考えた方がいいかもしれませんが、まだまだ通用します。
ツール記事でも十分に叩けるので、気になる方はぜひ挑戦してみてください(自己責任で)。