初心者でも取り組みやすい商標アフィリエイト|デメリットはこれだ!

初心者がブログやサイトアフィリエイトで稼いでいこうと考えた時、そのマネタイズ方法は実に様々です。

その中でも比較的初心者でも挑戦しやすく、成果発生までのハードルが低いんじゃないかと思うのが「商標アフィリエイト」と呼ばれるものです。

 

ラッキーパンチが起こりやすく、上手くいけば大きく稼げます。

そして何も分からない初心者がこれに取り組んでいく過程で「上位表示させるためのSEOテクニック」を知らず知らずのうちに学べるんじゃないかと思うんですよね。

 

そこで今回は「初心者にも取り組みやすい商標アフィリエイトの特徴」について、私が考えるメリット・デメリットについて簡単にご紹介したいと思います。

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商標アフィリエイトとは?

商標アフィリエイトとは「特定の商品に関するサイトを作成し、その商品が売れることによって成果報酬を得ることができるアフィリエイト」です。

 

例えば「楽天カード」についてのサイトを作るとしましょう。

記事は「楽天カードの作り方、楽天カードのメリット・デメリット、楽天カードのキャンペーン情報」などなど。とにかく楽天カードに関する記事を書き、楽天カードのスペシャルサイトに仕上げます。

 

そして最終的な目標は、楽天カードを作りたいと考えているユーザーや楽天カードに興味を持っているユーザーを1人でも多く集客し、自分のサイトで楽天カードを作ってもらうことです。

こういう人が増えていくと、自身が得られる報酬額も右肩上がりに上昇していくでしょう。

 

商標アフィリエイトのメリット

初心者でもスペシャリストになりやすい

商標アフィリエイトの良い所は「初心者でもその商品の専門家になりやすい」という部分です。

もしクレジットカードや金融のプロになろうと思ったら、そのジャンルに全く知識のない人が参入しようと思っても、そこそこハードルが高いケースばかりだと思います。

しかし楽天カードなど、特定の商標だけの土俵で勝負しようと思ったら意外と戦えるのが強みです。

 

もちろんその道に詳しい人の方が「Aはこうだけど、Bはこう」というようなカタチで、比較しながら説明できるというのは、間違いなくその人の強みだと言えるでしょう。

しかしその道のプロというのは、案外「初心者が気になる部分」が盲点だったりもします。

 

これから楽天カードを作ろうと思ってるけど中々踏み出せずにネット検索するという人には、本当に何も分からないという人が少なくありません。

「年会費は掛かる?/DMが届いたりしない?/フリーターでも作れる?/あのパンダのデザインで作れる?」などなど。

 

初心者が思い付くような「これってどうなんだろう?」という疑問の解決策が、記事を読みに来てくれた読者の悩みを解決するパターンは意外と多いです。

そう考えると、初心者でも商標アフィリエイトは十分に戦えると思います。

 

同ジャンルで横展開しやすい

例えば「目に優しいサプリメント」に関する商標アフィリエイトに取り組むと仮定します。

Aという商品についての特化サイトを作っていくと、記事を書いていくうちに徐々に商品Aについて詳しくなっていくことでしょう。

 

この状況で今度は、同じジャンルのBという商品についての特化サイトを作ります。すると、大半はAでやったこととほぼ変わらない展開になることが多いです。

しかし中には「Aはこうだったのに、Bはこうなのか」と気付くポイントが出てきます。それをまとめるだけでも、読者から見たらその道のプロです。

 

よくある違いは「商品価格/栄養成分/サプリメントの飲みやすさ/定期縛りがあるかどうか」などなど。

それらの特徴や商品ごとの違いが分かってくると、今度はジャンル型特化サイトやランキングサイトへの道が開けてきます。

 

色々と応用も効きますし、やることはAもBもほとんど一緒ですから、慣れてくると作業が早くなっていくという部分でも初心者に取り組みやすいのではないでしょうか。

 

1日に10PVでも十分に勝負できる

私も商標サイトを複数所有していますが、その中には「1日に20PVあればいい方だけど、月に5万円ほどの収益になっているサイト」が幾つかあります。

商品名で検索するユーザーというのは、購買意欲が高い人が多いです。

漠然と「格安SIM」などのキーワードで検索する人よりも「楽天モバイル」などの商標名で検索する人の方が、契約に前のめりだと思いませんか?

 

「格安SIM おすすめ」というキーワードで検索して辿り着いたページがランキングサイトで、1位に楽天モバイルを紹介していたとします。

そこであまりにも良いことしか書かれておらず、不審に思ったユーザーが再度「楽天モバイル 特徴」などと入れて検索することがあるのですが、ここを拾えるのであれば1日50PV以下でも十分勝負になるでしょう。

この場合は、楽天モバイルに対して興味を持っている状態のユーザーが多いので、こういう人はそんなに多く集めなくても成果が出やすいです。

 

商標アフィリエイトのデメリット

商標案件が無くなる可能性がある

商標アフィリエイト最大のデメリットは「その案件が終わってしまう可能性がある」という点です。

つい先日まで1件発生すれば5000円貰えたのが、急に1件あたり2000円や1000円に値下げされるということもありますし、最悪な場合だとその案件そのものが無くなってしまうことも。

 

Googleで上位表示されるためには、どんなに良いコンテンツを作ったとしても評価されるまでには時間が掛かる場合がほとんどです。

商標アフィリエイトだと「頑張って記事を書き続けて、ようやく上位表示されたと思った頃に案件停止」というリスクが付きまとうので、完全ホワイトな正攻法で勝負するのにはハードルが高い部分も少なくありません。

 

パクったりパクられたりが多い

商標アフィリエイトで作成する記事には、一定のセオリーやテンプレートが存在します。

例えば「商標+効果」「商標+口コミ」など、みんな考えることは一緒です。

 

効果を語るうえで重要なのは成分ですから、その成分についての説明をしようと思ったら、みんなが似たり寄ったりなことを書くことになります。

そうすると人の文章を丸々コピペするという人間も出てきますし、コピペされたとしても「自分のサイトからパクられたかどうかの判断も難しい」ということになるんですよね。

 

周りとの差別化をするのが難しいという部分で、どうしても先に書いた人が強いという傾向も強く、先に書いたら書いたでマネされるというジレンマに悩まされる人も多いでしょう。

 

商標アフィリエイトで稼ぐ方法

商標サイトからジャンル型特化サイトへ

商標アフィリエイトで稼いでいくことの理想形は「商標サイトからジャンル型特化サイトへとステップアップし、そのジャンルを網羅すること」です。

 

商標アフィリエイトのメリットの部分でも軽く触れましたが、例えば「青汁Aの商標サイトを作り、青汁Bの商標サイトを作り…」と繰り返していくと、最終的にはランキングを成立させられるほどの知識が身に着くことがあります。

ここで「青汁 比較」「青汁 おすすめ」「青汁 ランキング」などのキーワードで上位表示させられるようなサイトを作るのが理想ですね。

 

商品Aや商品Bに関する詳しいサイトを1度作っていれば、その商品の知識はある程度頭の中に入っているので、もう1度作る時にはそこまで時間もかかりません。

最悪、自分が過去に作ったコンテンツを再利用というカタチで、重複ペナルティを受けない程度にアレンジして使うというのも1つです。

人のコンテンツを盗むのは良くないですが、自分のコンテンツなら好きなだけマネしてもいいわけですから(丸々同じにすると、SEOの観点からGoogleペナルティがくる可能性が高いので注意)。

 

月に1件でも取れるサイトを量産する

かつて私がやっていた方法ですが「狙いを付けたキーワードで上位表示されるサイトを、全部自分のサイトにしてしまおう」という古典的な人海戦術です。

 

今のGoogle検索では、検索結果の1ページ目が同じブログやサイトで埋め尽くされるという事はほとんどありません。

そのため1位と2位を取れることはあっても、3位や4位などには別のサイトが来てしまうことがほとんどです。

 

ここを総取りできるように色んな角度から切り込んだ商標サイトを量産すると、上手くいけば自分のサイトで1ページ目を独占することができます。

これに成功すれば、1つのサイトで稼ぐことよりも難易度は大幅に下がるはずです。

 

もちろん独自ドメインも数が必要になってきますし、それによって維持費も増えてしまうので正攻法よりもリスキーではあります。

しかし月に1件でも取れればいいという基準なら、成功する可能性は背負ったリスク以上に高められるでしょう。

 

最後に

商標アフィリエイトは、人によって推奨している人もいれば「止めた方がいいよ」という人まで様々です。

その大きな理由は「個人のスキルよりも商標に左右される要素が大きい」という部分もありますし、言い方を変えれば「個人のスキルがそこまで必要ない」という言い方もできます。

 

案件停止のリスクは見過ごせませんが、工夫やテクニック、才能などの部分を作業量でカバーできるというのは、初心者にとっては嬉しい部分ではないでしょうか?

取り組んでいた案件が飛んだとしても、その経験値は大きなものになるはずです。

 

個人的なことを言えば、完全な初心者さんには「継続しにくい」という観点からそこまでおすすめしないものの、稼いでいくビジョンが完全に手探りだという場合は挑戦してみるのもアリだと思います。