アドセンスのサイト追加審査で面白いことが起こりました!

 

初心者ブロガーの方でグーグルアドセンスの収益化を目論んでいるという方の中には、なかなか審査に合格することができず「自分がなんで落ちているのかが分からない」という人も少なくないと思います。

もちろんそんな人たちの中には「それじゃ合格できないよ」というパターンもあるでしょうが、大体は「なるべく自分の中で客観視して合格ラインにいると思ってるんだけど、それでも合格できない」という人なんじゃないかというのが私の考えです。

 

私はアドセンスサイトを複数所有しており、以前に「なんでこれが審査に通らないんだろう」と思っていたブログサイトが幾つかあります。それらは半ば諦めるようなカタチで放置していたのですが、久々に1記事追加して申請したところ、アドセンスサイトの追加申請に通りました

そして今度は、以前に落とされた別のブログサイトで「記事を追加せず、そのままの形で再申請」という行動にでたところ、こちらも普通に合格できたんです。今回はそのあたりの経緯について、詳しくご紹介したいと思います。

 

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予想外にもアドセンス審査に合格した面白いケース

前回落ちてから4ヶ月ぶりに1記事追加で審査→合格

 

とあるジャンルの特化ブログです。

主にAmazonアソシエイトや楽天アフィリエイトに照準を絞ったレビューサイトのようなスタイルで運営していて、オリジナルの画像も使いつつ、自分の言葉で商品紹介をしています。

あくまで主観にはなりますが「なんでアドセンスの審査に合格しないか分からない」というブログサイトでした。気になっていたのは「アドセンスの審査なのにAmazonや楽天の広告をペタペタ貼っている」という点です。

 

ちなみに前回落ちた時のデータはこちら。

合計記事数:32記事
合計文字数:99943文字(1記事平均3123文字)
運営期間:サイト設立からは2ヶ月程度
落ちた理由:コンテンツの量が不十分なサイト

 

元々、別の雑記ブログにて完成していたコンテンツを特化ブログに引っ越しさせただけでした。そこで申請して落ちたので、何記事か追加したり記事修正したものの合格できず…という感じです。この段階での不安要素は「ブログサイトとしてのボリューム不足」と「Amazonや楽天のアフィリエイト広告」でした。

そして4ヶ月ぶりに「そういえばアドセンス落ちたんだったっけ?」と思い出します。そのブログサイトからちょこちょこAmazonや楽天の成果が出ていたので、アクセスがあるのに勿体ないと思い、1記事追加して再申請したところ合格できたという流れです。

 

ちなみに合格した時のデータはこちら。

合計記事数:33記事
合計文字数:103224文字(1記事平均3128文字)
運営期間:サイト設立からは6ヶ月程度

 

落ちた時から4ヶ月後に1記事(3281文字)を追加しただけです。当初は懸念していたAmazonや楽天の広告もそのまま使用しています。

落ちた理由は「コンテンツの量が不十分なサイト」とのことでしたので、この1記事でコンテンツの量が満たされたという考えもできますが、果たして本当にそうでしょうか?

私が思ったのは「前回の審査は厳しい人が審査して、今回は別の人が審査したんじゃないの?」くらいに思っています。まぁ放置していた期間のアクセスなどを見て、滞在時間やクリック率などからコンテンツを認められたという考え方もできますが。

 

別のブログサイトで4ヶ月ぶりに申請→合格

 

前項でご紹介した事例では「追加した1記事でコンテンツ量が満たされた」という可能性が残ってしまったので、今度は「記事を追加せず、単純に4ヶ月ぶりにアドセンスの追加審査の申請」をしてみました。

「これで合格出来たら面白いなぁ」という軽い気持ちでしたが、なんとまさかの合格です。

 

合計記事数:25記事
合計文字数:116596文字(1記事あたり4663文字)
ジャンル:生活お悩み系ジャンル

 

こちらは新規ブログを立ち上げてから2ヶ月後にアドセンス審査を申請し、コンテンツ量の不足を理由に落ちました。他ブログからの引っ越しなどではなく、完全新規でオリジナルのコンテンツです。

かなり気合を入れて記事を書いたので、これがコンテンツ不足と言われてしまうと、もう何をどうしたらいいか分からないという状況に陥ったのを覚えています。

これを4ヶ月ぶりにアドセンス審査に申請してみたところ、2日後に合格通知がきました。1記事も追加していませんし、記事の修正や加筆も一切行っていません

 

前項でご紹介したブログと比べてもアクセスが少なく、正直「放置期間のアクセスが高評価に繋がった」という解釈をするのも難しいんじゃないかという状況です(結構気合を入れて書いたのに読まれていないというのは、ニッチなジャンルということが関係していると思われます)。

ちなみにコンテンツ量の不足を指摘された場合、単純に記事を追加して合格したパターンも複数回体験しているので、興味があればこちらの記事も読んでいただけると幸いです。

アドセンスのサイト追加審査に落ちたケース|価値の低い広告枠(コンテンツの量が不十分なサイト)って?

 

アドセンスの審査に合格できないという人へ

合格基準に達していても落とされるケースはある

 

Twitterのタイムラインなんかを見ていると、アドセンス審査に合格できないという人に対して、やたら上から物を言う人がいます。そういう人を見ていると「記事の質が~」とか「読者ファーストで~」とか、抽象的なことを言う人が多いように思いますが、たぶん関係ないことの方が多いんじゃないかと。

私からすると「合格基準に達していても、なぜか審査に落とされるケースがあるみたいだから、心配せずに手を動かそう」という感じです。何なら私のように、数ヶ月に渡って放置してもいいと思います。

 

ブログを立ち上げてから1週間未満や1ヶ月以内に合格したという声も山ほど聞こえてくるので、運営期間だけで合格・不合格が決まるというわけではないとは思うものの、やはり私は「見る人のさじ加減」という部分が少なからずあるんじゃないかという見解です。

とりあえず何がどう審査されているのかは未だに不明ですが、時間を置くだけでコンテンツ量が補填される部分もあるようです(こうやって考えると、やっぱり合格基準が緩い人が再審査してくれたって考えた方が自然な気がするけど)。

 

Amazonや楽天のアフィリエイトリンクがあっても合格できる

 

これまでの私の見解の中に「Amazonや楽天のアフィリエイトリンクがあるとアドセンスの審査に合格できないんじゃないか?」という疑問がありました。しかし、これに関しては「Amazonや楽天のアフィリエイトリンクがあってもアドセンスの審査には合格できる」という結果が得られました。

ただし不利になっている可能性は残るので、色んな対策をしても合格できずに八方塞がりになっているという場合は、別の広告を剥がしてみるというのもアリでしょう。

うんともすんとも言わない状況であれば、今貼っているアフィリエイトリンクを全部削除して再申請してみるというのも1つの手段だと思います(収益が発生しているなら、決しておすすめはしませんけど)。

 

ちなみに私はAmazonアソシエイトと楽天のアフィリエイトは「Rinker」というプラグインを使用しています。

Rinkerは素晴らしいプラグインなので、Amazonアソシエイトや楽天アフィリエイトをやろうと思っているなら導入するのも大アリだと思いますし、文句なしにおすすめです。

ブログでAmazonや楽天の紹介をする際に便利なRinker、カエレバの紹介

 

最後に

ブログやアフィリエイトをやっていると、どうしても「Google=神」というイメージがあります。確かに神ではあるんですが、全知全能というわけではなさそうです。

Googleアドセンスの審査基準に関しても、単純に文字数で括ってしまうと言い回しの仕方で文字数を稼ぐ人とかも出てきそうですし…。あえて基準を曖昧にしているんだと思います。

とりあえず今回、時間を置いて再申請するだけで合格できるというパターンを経験できたので、もし原因不明でアドセンスに合格できていないという人は、全くもって悲観的になる必要はありません。