ブログやサイトのコンテンツをパクられないためにやるべきこと

私のような弱小ブロガーでも、ブログ記事をパクられた経験は何度もあります。

ただ実際に「これは明らかにパクってるだろ…」と思いながらも、それが確定していない場合に「は?お前の記事なんかパクってねーし、それ自意識過剰だし」と言われる可能性があったりして、パクリを完全に見抜くのは難しいと言えるでしょう。

 

それでも丸々パクられて文句を言ったことは何度かありますし、もちろんパクられたことに全く気付いていないケースも相当多いんじゃないかと思っているわけですが、やはりパクられるのは気分の良いものではないですよね。

そこで今回は、なるべくコンテンツをパクられるリスクを減らすために私が心掛けていることをご紹介したいと思います。

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私がコンテンツをパクられない為にやっていること

基本的には「パクられてから考える」というスタンス

世の中には普通に人のコンテンツを丸々コピペしていく人がいますが、これをどうやって使用しているかはコピペされた側には分からないものです。

もちろん悪意があってやっている場合もありますが、中にはそんな気が微塵もないケースというのもあるので、コピペ=悪という決めつけも良くないかと。

突き詰めて言うと「コピペした文章を丸々他の場所で使う」というのは完全にアウトだと思いますが、自分なりに咀嚼して別の文章に書き起こすということはNGではないと思います。

 

ハッキリ言って私がコンテンツを作る場合、自分がインプットする情報は本だったり人から聞いた話だったり自分の体験談だったり色々な経路があるものの、その中の1つに他者のブログサイトを参考にして記事を書くケースも当然あります。

もちろん丸々文章をパクるということはしませんし、そのブログに書かれている情報が正しいとは限らないという目線で10個以上のブログサイトをチェックしながら自分の文章を固めていきますが、こんなことは世の中の多くのブロガーやアフィリエイターがやっていることではないでしょうか?

 

というわけで私の場合は、最初は何も考えずに普通にコンテンツを作り、アクセスが出てきた段階で対策を練ることが多いですね。

それまでは後述している「コピーされたら通知してくれるプラグイン」だけ入れておいて、のほほんとしていることが多いかもしれません。

あとは順位が付いてきた記事はリライトしていく過程で、もっと読みやすくなるように工夫を施していきます。その時に後述している吹き出しを使ってみたり、内部発リンクを使ったりすることが多いです。

商標サイトで1ページ目のTOPを取ったりすると、その商標の規模に比例してパクる人が本当に増えてくるので、2ページ目くらいになったら少しずつリライトしてパクられにくいような記事作りを心掛けるといいかも。

 

表やグラフ、吹き出しなどを駆使する

これまでに私が運営してきたブログサイトで言えば、文字だけの部分は丸々コピーされてしまうことが多いのに対し、グラフや吹き出しなどを使用している場合はその部分がコピーされにくいというデータがあります。

吹き出しなんかをまるっとコピーしても、使用しているテーマが同じじゃないと表示がおかしくなったりするからだと思うのですが、これは極めて有効なテクニックだと思っていて、多くのブログ初心者の方におすすめしたいです。

 

あとは単純に文字をズラッと並びたてているよりも、吹き出しなどを使って会話形式に展開した方が取っ付きやすいと感じる読者層も一定数いるので、読者層に合わせて使用するというのも十分に有効と言えるでしょう。

ちなみに当ブログで使用している「Cocoon」は無料テーマながらもワンタッチで吹き出しが使用できるのでおすすめです。

<<Cocoonダウンロードページはこちら

 

内部発リンクを使う

完璧な1記事を書こうと思ったら、どうしても文字数は膨らんでしまいますよね?確かに長文SEOという手法が通用している以上、文字数を増やすというのも1つなのですが、個人的には省ける部分はなるべく省きたいという考えです。

具体的には「何度も同じようなことを書いてしまう場合は、あえてそれようの1記事を書いておく」ことで、それが必要になったら内部リンクで補足してやればいいという感じになります。

 

例えば商標サイトでTOPページを書く場合、個人的には色んな情報を網羅した内容にすることが重要だとは思っているのですが、何もTOPページで1つ1つの成分の特徴なんかを書く必要はなくて、大まかな概要だけ紹介しつつ「詳しく知りたい人はこちらをどうぞ」という感じで、成分についての詳細記事の内部リンクを貼るというのは効果的だという考えです。

<<初心者でも取り組みやすい商標アフィリエイト|デメリットはこれだ!

 

TOPページには「最安値は公式サイトです。金額は〇〇円です」とだけ書き、読者の中に「本当に?」と考える人が出てくるのを見越して、詳しくはこちらというカタチで公式サイトとAmazonや楽天での販売価格を比較した内部リンクを貼っておくという方法は本当におすすめです。

この手法は2019年3月現在、位表示するうえでかなり通用するテクニックですし、内部リンクがガンガン張り巡らされているページだと、コピペする側は「色んなページから情報をパクらないといけないから面倒」と感じるのか、パクられる可能性がグッと低くなるというデータが出ているので、ぜひお試しください。

 

ワードプレス用のプラグインを紹介

読者のコピーをチェックできるプラグイン「Check Copy Contents(CCC)」

ワードプレスなら「Check Copy Contents(CCC)」というプラグインを入れておけば、読者がコピーした部分を見抜くことが可能です。

文字数によって「〇〇文字以上コピペされたら通知する」などの設定が可能なので、あまりにも文章を丸々引っ張られた場合だけチェックするということもできます。

 

私も幾つかのジャンル型サイト、商標サイトを所有していますが、被リンクを貼られることはほとんどないのにコピーされる通知は結構くるんですよね。

それを考えたら、知らずにコンテンツをパクられるよりも「コピーされたら通知して貰えた方が良い」と考える人もいるのではないでしょうか。

私の場合はごそっと文章をコピーされた場合は、自分のコンテンツの一部をコピーしてそれをGoogleで検索したりしています。

さすがに丸々コピーしたまま使うという不届き者はほとんどいないものの、たまに「パクられた側がパクった側に順位を抜かれる」というケースもあるようなので、注意しておくに越したことはないでしょう。

 

「WP-CopyProtect」は一長一短という感じ

もう1つ有名なプラグインで「WP-CopyProtect」というものがあります。個人的にはこれは使ったり使わなかったりという感じです。

このプラグインが出来ることは「右クリックを無効化する」とか「コピーしようとした読者にメッセージを表示する」というもので、簡単に言うとコピペを防止することができます。

 

「コピペが防止できるなんて最高じゃん!」と思うかもしれませんが、このプラグインには大きな欠点が2つあるんですよね。

1つは「パクる意図じゃないユーザーのコピーも制限してしまう」という部分、もう1つは「コピペを完全には防止できない」という部分です。

 

例えば前者の場合、私なんかだとワードプレスで使用できる便利なプラグインを探すことがよくあるのですが、そのプラグインの名称がコピーできないブログサイトだと若干イラっとします。

今回でいう「WP-CopyProtect」は、自分で入力するのは若干ストレスを感じるような気がしませんか?

私は学が無いので「コピープロテクト」と言われてもすぐ英語のスペルが出てきませんし、仮にスペルが分かっていても「最初のWPは大文字」とか「途中にハイフンがある」などの条件を満たさないと、検索に引っ掛かってこないことが多々あるので、こういうのはコピペして検索窓に貼り付けるのが一番分かりやすい方法です。

そういう使い方も制限してしまうというのは、個人的にはあまり好きじゃありません。

 

あと右クリックからのコピーを使用せずに文章をコピーする方法なんていくらでもあるわけで、そういうテクニックを使用してくる人には一切の効果が無いというのも大きなデメリットです。

最悪のケースを考えると「ブログを見に来てくれたライトユーザーにからは使えないブログだと思われてしまい、悪質なパクリユーザーに対するコピー防止機能はザル状態」ということにもなりかねません。

あとこれは私の勝手な考えですが「有益な情報を発信している人ほどこのプラグインを使用していないような気がする」という部分も、私があまり好意的に思っていない理由の1つです。

商標サイトは上位表示すると面白いくらいパクられるので、そういう時は高確率で使用しています。

 

最後に

基本的にはパクったりパクられたりの世界ですし、中にはクラウドソーシングを使って「このページのような記事を書いてください」という名指しの依頼をしているケースも少なくないそうです。

上位表示されると検索ユーザーの目にも付きやすくなりますが、それと同時に悪意を持つユーザーの目に触れる機会も増えるので、自分の記事は自分で守ることが重要になってくるでしょう。

特に内部リンクでガチガチに固めるという方法は、SEOとしての効果にも期待できますし、丸々コピペされる可能性もある程度低くできるので本当におすすめです。ぜひ取り組んでみてください。