エックスサーバー利用者必見!ページ表示速度を向上させる方法

エックスサーバー利用者必見!ページ表示速度を向上させる方法

私はエックスサーバーを利用しているのですが、以前に「ブログの表示速度を速くしたい!」と思い、あれこれ調べていたところ「不要なCSSを削除しろ」とか「余計なプラグインは入れるな」とか「画像の圧縮は必須」などと言われ、あれこれ奔走していました。

結果、確かにページ表示速度は向上したのですが、あれこれやった割に芳しくない結果で「こんだけ苦労してやったのにこの程度かよ!」という感じの成果しかありませんでした。そんな時にエックスサーバーの管理画面で高速化の項目を発見し、実際にやってみたところ、劇的にサイトスピードが向上したブログが幾つか出てきたので本記事で紹介したいと思います。

エックスサーバー利用者向けの記事です。
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エックスサーバー利用者がページ速度を向上させる第一歩

エックスサーバー管理画面(高速化)

エックスサーバーの管理画面には、上記画像のような高速化という項目があります。2021年4月現時点では、3つの項目で管理されています。

  • Xアクセラレータ
  • サーバーキャッシュ設定
  • ブラウザキャッシュ設定

Xアクセラレータを有効にすると「サイトの高速化と同時アクセス数の拡張が行われます」とのこと。割と最近になって出来た機能じゃないかと思うのですが、私が管理しているブログサイトはver1のものとver2のものが存在していました。

当然ながら最新のものの方が高性能なので、まずはここを確認してみることをおすすめします。もしver1であればver2にするのがおすすめです。

そしてサーバーキャッシュ設定とブラウザキャッシュ設定についても、もしOFF設定になっていて特にこだわりがないようであればONにすることをおすすめします。特に私の場合、ブラウザキャッシュ設定に関しては推奨がONなのにもかかわらずOFFになっているブログサイトがいくつかあったので、未確認の人は真っ先に確認してみてください。

 

ページ速度が向上したかどうかのチェック方法

ページ速度の測定はPageSpeed Insightsを利用します。リンク先のサイトに飛んで、測定したいサイトのURLを入れればOK。自分のサイトの表示速度を計測するのがメインの目的だと思いますが、気になるライバルサイトの速度をチェックすることも可能です。

 

ちなみに結果は0~100の数値で出ます。90以上だと最高レベルで、パソコンとモバイルによって評価が変わります。パソコンは高い数値が出やすいのに対し、モバイルの評価はシビアな印象です。個人的にはモバイルは70以上なら問題ないと思っています。

この数字が極端に悪い場合、対策法を調べようと思って「サイト表示速度 上げる方法」みたいにググってると、やれCSSだ、やれJavaScriptだと言われ、ブログ初心者は困惑してしまう人も出てくるはず。

でも今回ご紹介したエックスサーバーの高速化だけで、この数値が劇的に向上した例がいくつかあったので、ブログ初心者はとりあえずこれをやってみることをおすすめします。

 

ページエクスペリエンス対策

2021年4月からGoogleサーチコンソールにてページエクスペリエンスという項目が追加されました。この数値を改善するには、今回ご紹介したようなサイト表示速度の向上が必要不可欠と思われます。

エックスサーバーの管理画面からできる高速化をやってみても十分な効果が得られなかった場合、それ以外の方法を使って表示速度の向上に努めることになると思いますが、基本的には「画像のサイズやファイル形式を見直すこと」や「かっこいいデザインよりもシンプルなデザインを目指す」とか、かなり地味な施策が有効です。

 

特にアドセンスの自動広告を利用している人の場合、これをやめるだけで改善するケースも少なくありません。いたずらにアドセンス広告をペタペタ貼っているという場合、大して踏まれていない広告なら思い切って広告を減らすのも有効でしょう。

エックスサーバーの高速化項目以外で、表示速度を向上させるための具体的な対策法は別記事にも記載しています。よろしければそちらも参考にしてください。

ページエクスペリエンスに注目!サイトスピードを見直してみた

 

最後に

最も重要な要素は情報の正確性やボリュームなどであると思いますが、やっぱ見やすいサイトであることも重要だと思います。いつまで経っても表示されないサイトだとやっぱ嫌じゃないですか?

これまでにもサイト表示速度はGoogleの評価基準の1つであったことは間違いありませんが、サーチコンソールにページエクスペリエンスの項目が増えたことからも、もしかするとより重要視されるかもしれません。

いずれにしても対策しておいて損はないですし、手を付けるまでは億劫でもやってみると簡単なので、ぜひ挑戦してみてください。