ペルソナって何やねん|ブロガーなら分かりやすい言葉で勝負しようぜ

 

私は今でも、他のブロガー・アフィリエイターの方が発信している「ブログ術」のようなものを見ることがあります。

単純に「私が知らないやり方をしてたりしないかな?」という興味で覗くこともありますし、グーグルの検索順位に大変動が起こった時なんかは、必ずと言っていいほど「他のブロガーたちはどういう分析をしているんだろう?」ということでチェックしに行きます。

 

そんなブロガーの人たちが書いた記事を見ていると「ペルソナをハッキリさせよう」とか普通に書いてあるわけです。…ペルソナって何やねん。

そこで今回は、分かりやすい言葉を使う重要性について書いていきたいと思います。

 

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ペルソナ=誰に向けて書くか

 

手っ取り早く言うと「ペルソナ=誰に向けて書くか」らしいです。

 

このブログでは「ブログを始めたいけど、ブログって本当に稼げるの?」と思っている未経験の方や、ブログを初めて見たけど全然さっぱりという初心者さん、あとは「ちょっとずつブログの稼ぎ方の理屈は分かってきたけど、思うように成果が上がらない」という初心者さんに向けて書いています。

 

個人的にはターゲットという言葉を使いたいところですが、どうやらブログ界やアフィリエイト界ではペルソナと表現するみたいです。

 

「誰に向けて書くか」ではダメなの?

 

ペルソナについて書いている記事の多くは、まず最初に「ペルソナとは?」という見出しを使って、Wikipediaを引用するなりして説明しています。

私も中学2年生の頃、やたら「重要なファクター(要因)」という言葉を使いたがる時期がありました。ちなみにこの頃は、今思い出してみても完全に病気です。

これについては「ファクターって何?」と聞かれることで、他人の知らない言葉を使っているという優越感のような部分もあったのではないかと思います。

 

一方、ブログで情報発信するという立場になったら「わざわざ説明しなきゃいけないような用語なら、なるべく最初から使いたくない」と考えるのが普通のような気がするのですが…。

私は「できるだけ短く、小学生でも分かるような文章を書きたい」と思っているので、アフィリエイターの人で「セグメントが~」「マーケティングが~」「ペルソナが~」と言っている人を見ると虫唾が走ります。賢い人だなぁって思います。

 

誰に向けて書くかをハッキリさせることは重要

どんな人に読んでもらいたいかを意識する

 

結局ペルソナ設定というのは「どんな人に読んでもらいたいかを意識しましょう」ということです。

 

例えば「ブログで稼げるようになりたい人」だと漠然としすぎていて、理想を言えば「普段はサラリーマンやOLをやっていて、副業としてブログを選択したいと考えている人」なのか「お金を稼ぐ手段としてアルバイトではなくブログを選択しようとしている学生さん」なのか「仕事をしたくない無職のニート」なのか…。

かなり細かい部分まで落とし込みましょうという考えを指します。

 

「1日3記事書きなさい」と言うなら、さすがにサラリーマンの方に向けた記事としては成立しにくいですし、学生さんに向けてお金のかかる教材を売り込むアフィリエイターもいないでしょう。

アンチエイジングに期待のできる化粧品を紹介するにしても、これから来るべき時に備える策として20代~30代の女性に向けて発信するのか、今の悩みを軽減するための策として40代以上の女性に向けて発信するのかでも、大きく変わってくると思います。

ここがしっかり考えられているかどうかによって説得力は大きく変わってくるので、ペルソナ設定というやつを意識して挑戦してみましょう…というわけですね。

 

体験談は過去の自分に向けた記事

 

一方で「体験談」というのは、見方によっては過去の自分に向けた記事と言えます。

正確には「自分と似たような境遇の人に向けて」というカタチの記事になるかとは思いますが、それは過去の自分と置き換えても成立する場合がほとんどです。

 

例えば「ブログを書き続けて100記事になった頃から少しずつ収益が発生するようになりました」という成功談は、100記事以内で不安を感じている自分に向かって「そのやり方でいいよ!」という後押しをしてあげる記事だと思います。

逆に「最初の1年間は全く稼げなかったけど、やり方を変えたら稼げるようになった」という失敗談からの成功談の場合は、間違ったやり方をしている自分に向かってのアドバイスとも言えるでしょう。

 

このような過去の自分というのも、立派なペルソナ設定の1つです。

…確かに毎回「誰に向けて書くか」って書くよりも、ペルソナ設定って言えば楽なような気もしてきました。

…が、私はやっぱりターゲットの方がしっくりきますので、これがジェネレーションギャップというやつなんでしょう。…ところでジェネレーションギャップは、使っても大丈夫なやつですよね?

 

最後に

私は普段からあまりテレビを見ないのですが、私の知らない人や物が「みなさんご存知の~」というテンションで紹介されていたりすると、すごく距離を感じてしまいます。

最近は俳優さんと女優さんの熱愛報道なんかでも「どっちも知らない」ということが多くなってきました。そして「私には無縁の世界だなぁ」と感じてしまうんです。

 

アフィエイトは人に物を売り込むことが必要なので、読者に対して「私には無縁の世界だなぁ」と思わせてはいけません

ブロガーは言葉を駆使するスペシャリストなんですから、なるべく専門用語とかは使わないで分かりやすい言葉で勝負しませんか?