私はあまり他人と交わらずにほとんど独学でアフィリエイトを行っているので、SNSなどを通じて世の中にはすごいアフィリエイターが5万といるということを知りました。
主に私が利用しているのはTwitterですが「こうすれば上手くいった」という話を聞いて、参考になる意見を発信している人がいたらフォローしたりしています。
Twitterをやっていて良かったと思うこともあれば、その逆に良くないと感じることも実に様々です。ただし個人的には「初心者にはおすすめしないかも…」というのが本音ですね。
そこで今回は「ブログ初心者のうちのTwitterとの向き合い方」ということで、初心者の方がどのようにTwitterと向き合っていくべきかについてご紹介したいと思います。
ブログ初心者にとってTwitterの良い部分
モチベーションアップや刺激になる
色んな人の声が聞こえるので、良い意味で刺激になります。
有益になる情報を呟いているというよりは、本当に独り言を呟いているような感じで「今月は7桁いきそう」などの自慢も多いですが、こういう発言を受けて「くそー、いつかは自分も」と思えるならプラスの効果が得られるでしょう。
本当かどうかはさて置き、たまに「今月は外注を使って渾身の10サイトを仕上げた」とか「渾身の10000文字を100記事いれたサイトが遂に完成!」などの呟きがあり、私の場合はこういう発言に刺激を貰うことが多いです。
一応ある程度の発言力を持っていて、月に7桁や8桁稼いでいると言われている人がこういう発言をしていると「そんなに凄い人がそれだけのことをやっているんだから、自分はそれよりもっとやらないと勝てるわけがない」と感じ、ブログやアフィリエイトに対するモチベーションがガンガン上がります。
Googleアップデートなどの情報がリアルタイムで察知できる
Googleでは定期的にアルゴリズムの変更などを行っていて、ある日突然、検索順位に大きな変化が生じることが多々あります。
この時、ブログ仲間やアフィリエイト仲間に乏しい私のような人間は、Twitterでフォローしている人たちが騒いでいるかどうか等でアップデートを察知することが可能です。
もちろん詳しく見ていくと「今回の変動の基準はコレじゃないか?」「いや、それは違うと思う」などとやり取りしている場面があるので、それを見て自分のサイトにも同じことが当てはまるかどうかなどの検証ができるという面でも重宝しています。
アフィエイト界の大事件は一般のニュースで仕入れることが難しいので、そういう意味ではTwitterなどのSNSは非常に有効だと言えるでしょう。
横のつながりができるかも
私はTwitterを通じて、何らかのアクションを起こすということはほとんどありません。
そのため誰かと繋がったりということもありませんが、自分と同じような境遇にいる人と仲良くなったりすることがあれば、横のつながりができる可能性があります。
恐らく多くのブロガー、アフィリエイターの方は、リアルな交友関係でブロガー、アフィリエイターがいるという人はそんなにいないんじゃないでしょうか(ブロガーやアフィリエイターとして知り合った人が友人になったというケースはあるでしょうが)。
やはり自分と同じような作業をしている友人や知人がいるというのは、非常に良い刺激になると思います。色んな人がいるので付き合うべき人を選ばないと火傷してしまう可能性はありますが、そこで良い人に巡り会えればプラスの効果が得られますし、切磋琢磨し合えるかも。
ブログ初心者にとってTwitterの悪い部分
「どうしたんですか?」待ちが多い
恐らくSNS上だから特に許されている行為だと思うのですが、何かアクションを起こして「どうしたんですか?」という声を待つ場面ってありませんか?
例えば私の勤めている会社には、これ見よがしに溜息をつきながら「いやー、どうするかなぁ…」などの独り言を呟く人がいます。
もし2人きりでこれをやられたら、何だか遠回しに「どうしたんですか?」と聞かなきゃいけない空気になっているような気がして、個人的にはそこまで好きじゃありません。
Twitterは元々呟くという意味のSNSなので、独り言が悪いとは言いませんけど「こないだのあの対策がよかったみたい!軒並み検索順位が上昇!」っていう呟きを見て、何となくイラっとしてしまうという私のような人にはTwitterは向かないです。
転がっている情報が正しいとは限らない
ブログもそうですが、ネット上に転がっている情報が正しいとは限りません。
特にSEOに関してはGoogleが公式見解を示している部分は抽象的なものが多く、それ以外の部分は私たちが「こうじゃないか?」などと勝手に思っている部分も少なくないので、正しい情報と言うよりも正しいような気がする情報と、間違っている情報の2つになるのではないかと。
私も当ブログで「上位表示するにはこれが重要なんじゃないか」という情報を発信していて、なるべく断定的な表現をしないようにしつつ、私が色々とやってきた情報を使って「自分の中でそれなりに信頼性があると考えている情報」について触れるようにしているつもりです。
しかしTwitterは文字制限などの観点からも、曖昧なことでも断定的な表現をする人も多く、そもそも「分からないはずのことを断言する人も多い(色んな人がいる)」ので、使用する人にとっては情報の取捨選択を間違わないようにしなければならないと言えるでしょう。
見たくない情報も流れで入ってきてしまう
例えば私は、アドセンスでサイト追加の審査に合格するのに割と苦戦しています。
<<当ブログのアドセンス事情|アドセンスサイト追加申請に合格するまで
<<アドセンスのサイト追加審査に落ちたケース|価値の低い広告枠(コンテンツの量が不十分なサイト)って?
できれば似たような境遇の人同士で情報交換をして「こうすれば受かるんじゃないか?」とか「いや、私はそれでも落ちたことがあります」などの情報交換がしたいのですが…。
こういうツイートを受けてなのか何なのか、必ずと言っていいほど「アドセンスの審査に落ちたっていう人いるみたいだけど、なんで落ちているのかが分からん」という人もいます。
これがブログならタイトルである程度排除できるのですが、タイムラインで流れてくるとどうしても目に入ってしまうんですよね。
しかもそういう時に知り合いのブロガー、アフィリエイター同士で「私も落ちたことがないので分かりません。落ちた人のサイトとか見てみたいw」とか書いてるのを見て、軽く胸が痛くなります。
私はある程度の批判コメント等を貰って耐性ができているので、こういう人たちは速やかにミュートするだけですが、初心者の頃にこういう人たちを見たら心が折れていたでしょう。
なので精神的に余裕のある人、他人の口撃を受け流せる人でないと消耗してしまう部分も多いので注意が必要です。
Twitterは付き合い方次第ではおすすめだが、万人におすすめはしない
私は「ブログ初心者から中級者になれたんじゃないかな?」というタイミングでTwitterを始めました。アカウントは複数所有していますが、今のところTwitter流入をアテにしてのブログサイト作りは1サイトしか実績がありません。
そして得られる情報が多いという意味ではおすすめのツールですが、いかんせん勝手に入ってくる情報量が非常に多いので、自分にとって必要な情報と不要な情報を分けられるという自信が無ければ、利用しない方が逆に効率の良いアフィリエイトに取り組めるような気もします。
有名な言葉に「うそはうそであると見抜ける人でないと(掲示板を使うのは)難しい」という言葉があります。この場合のこれはインターネット掲示板における発言ですが、SNSを含むネット全般に同じことが言えるでしょう。
中には「Twitterを眺めているだけで時間が経過し、記事を書く時間が無くなってしまった」という方もいると思うので、そうなってしまうくらいであれば1記事でも多く魂を込めた方が、結果が出るのは速いのではないでしょうか?
最後に
今回はちょっと感情を全面的に出してしまって愚痴のような感じになってしまいましたが、世の中のブロガー、アフィリエイターにも色んな人がいます。
大学に行かないことが正義だと言う人もいれば、弱者から搾取することを生業にしている人がいるのも事実です。
多角的に物事を見られる人なら有益な情報を得られるツールでもありますが、自分にとって不要な情報も山ほど流れてくるので、利用する場合は何となくではなくて明確な目的を持って利用することをおすすめします。