独自ドメインって何?ブログを始めるのに独自ドメインは必要?

 

これからブログを始めようと思い立ったら、1番最初の分岐点は「ワードプレスで始めるか、もしくは無料ブログサービスを利用するか」だと思います。

 

私としては自由度が高いワードプレスから始めることをおすすめしますが、全くのゼロから始めるという場合ですと若干ハードルが高いと感じる部分も少なくないので、そういう人はブログサービス(はてなとかライブドアとか)を利用するのも1つでしょう。

 

しかし、そのような場合でも独自ドメインだけは用意した方がいいです。

以下では「独自ドメインとは何なのか/独自ドメインを用意することのメリット」について解説していきたいと思います。

 

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独自ドメインとは?

 

独自ドメインとは、ブログの住所のようなものです。

このブログも独自ドメインで運用していますが、ドメイン名は「ブログ生活.com」というものを取得しました。

 

独自ドメインは任意の文字列に加えて.comや.jpなどのドメインの組み合わせから構成されており、既に誰かによって使用されているものでなければ取得可能です。

愛着が出るように自分の名前や愛称を入れてもいいでしょうし、取り扱うブログの内容に沿ったものにしてもいいでしょう。

 

独自ドメインを使うことのメリット

 

みなさんはロールプレイングゲームをプレイしたことがありますか?

ドラクエでもファイナルファンタジーでも何でも結構ですが、いわゆる「敵を倒したり、武器や防具を手に入れてキャラクターを強化しながら物語を進めていく」というゲームです。

 

独自ドメインは、ここで言うところのキャラクターに似ているんですよね。

記事を書いてブログに入れていくことは、キャラクターに武器や防具を装備させることに相当し、アクセスを集めていくことはレベルを上げることに相当します。

 

例えば、はてなブログで無料ブログを立ち上げる場合、自分専用のアドレスとして任意の文字列を決めることはできますが、はてな独自のドメイン(〇〇.hatenablog.comなど)となってしまいます。

これは言い方を変えると「はてなブログの世界の中でしか操作できないキャラクター」のようなものです。

一生懸命レベルを上げて強くしても、もし「ワードプレスに移行したい/他のブログサービスに引っ越ししたい」となった場合は、引き継ぐことができないというのが大きなデメリットと言えるでしょう。

 

つまり独自ドメインを利用することの最大のメリットは「他サービスに依存することなく、自分独自のコンテンツを育てることができる」という部分です。

 

一生はてなブログやアメーバブログなどのブログサービスを利用するというのであれば問題ないでしょうが、これらのサービスは終了してしまうリスクもありますし、終了というのは現実的でなくとも規約変更などは割と起こりやすい印象があります。

昨日まではアフィリエイトOKだったのに、急に「お金の匂いがするブログはダメ!」と言われたらそれに従うしかなくなってしまうので、そういう意味でも独自ドメインは用意しておいた方が、引っ越ししても強いキャラクターを引き継げるのでおすすめです。

 

.comや.jpなど何を選べばいいの?

 

こだわりがなければ.comか.netが無難

ドメインにも様々な種類があります。有名なのは.com.や.net、.jpなどでしょうか。

一応それぞれに意味があり、.comなら商業組織用、.netならネットワーク用などの用途となっていますが、それに縛られる必要はないのが現状です。

.comをネットワーク用として使用しても何ら問題ありません。

 

私としては好きなものを選べばいいと思っていますが、ここで1つ注意点です。ドメインは取得した後、年単位で更新が必要になります。

ドメインはセール期間などによって、ものによっては100円以下で取得できる場合がありますが、これはあくまで初期購入費用であり、更新費用は別物です。

取得費用が100円以下で済むドメイン(例えばセール期間中の.xyzなど)の多くは、更新費用が高く設定されており、複数年使用することを考えると2年目か3年目には.comなどと比べて損をしてしまうケースばかりとなっているので注意しましょう。

 

それから都市伝説や噂レベルで「あるドメインは上位表示しにくいのでは?」という意見も聞こえてきます。

もちろんGoogleが明言しているわけではなく、あくまで噂レベルにしか過ぎないのですが、特に大きなこだわりがないのであれば更新料の安い「.com/.net」あたりから決めるといいのではないでしょうか。

 

日本語ドメインってどうなの?

どうしても譲れないアドレスがあったとしても、先客が既に取得しているという場合、諦めなければならないケースが結構あります。

そんな中、独自ドメインの種類によっては日本語に対応しているものもあり、これだと競合は日本国内だけと言ってもいいので、「アルファベットだと取得できないけど、日本語なら取得できる」というケースも少なくありません。

マンガ「ONE PIECE」のファンサイトを作ろうと思ったら、なかなかonepiece.comを取得するのは難しいものの、ワンピース.comなら意外と取れたりするものです(ワンピース.comはさすがに難しいと思うけど)。

 

ただしこの場合、Xn-から始まる文字列に変換されることになるので、結構面倒になることがあります。例えば当ブログ、ブログ生活.comは「xn--qckyd1cw363atii.com」でもあり、こうなってしまうと私自身にも意味が分かりません。

2019年現在、アドセンスの収益アプリではxn-から始まるアドレスで表示されてしまうので、日本語ドメインのブログサイトを複数持っていると、どのサイトがいくら稼いでいるのかを直感的に見ることができないのもデメリットです。

 

日本語.comなどの日本語を使ったドメインのメリットとデメリット

 

まとめ

健全に運営して育てられたドメインというのは、ネット界において非常に高い価値があります。

年間1000円ちょっとで使用できる独自ドメインは、できれば取得しておく方が望ましいでしょう。ブログで稼いでいるという人の大多数は独自ドメインを取得していますし…。

 

あとは本記事でも触れましたが、取得費用と更新料は違うので、目先の安さに飛びつくと痛い目に遭うことも考えられます。

独自ドメインを購入する際は「次回更新でいくらかかるのか/Who is 代行はしっかり申し込んだか」など、忘れずにチェックするようにしましょう。