ブログで稼いでいくために、まず入手したいのが独自ドメインです。
私も今でこそ1000円くらいのドメインを躊躇なく購入できるようになりましたが、ブログを始めた当初は変にケチっていたりして、逆に損をしたという経験も少なくありません。
しかも独自ドメインには、知らないと損をしてしまう項目や個人情報の漏洩に関わる問題など、注意したいポイントが幾つか存在するんですよね。
この記事では「独自ドメインを購入する前に知っておきたい注意すべきポイント」について分かりやすく解説していきたいと思います。
独自ドメインにはセール期間がある
独自ドメインは不定期にセールが開催されています。
これはドメイン取得業者ごとによっても違いますし、対象のドメインとそうでないドメインがあるので、少しでも安くお好みのドメインを取得したいという場合はタイミングが重要です。
割と頻繁にセールをやっているイメージですが、毎朝のニュースにおける占いで言うところの「射手座、いっつも12位やん」みたいな感じで、.comや.jp狙いだったりすると中々タイミングが合わないというケースも珍しくありません。
ちなみにバリュードメインにおける2019/01/31現在の販売価格(.comのセール中)は上記の通りです。
独自ドメインには更新料が必要
独自ドメインは買い切りではなく、年単位でレンタルするというイメージです。最低でも1年契約で、最大だと10年先まで契約できたと記憶しています。
.comなんかは一般的に広く使われているドメインで人気が高いのですが、セール期間でも100円以下になったりということはまずありません(セール期間でも大体800円くらいでしょうか)。
しかし更新料が非常に安く、2年目以降も1500円以下で更新できるので、長期的な運用を視野に入れているブロガーやアフィリエイターからの人気が高いと言えます。
一方で.xyzや.clubなどのドメインは100円以下で手に入ることがありますが、これらは更新料が高く設定されていることが多く、更新するのに2000円以上かかるケースも少なくありません。
1年~2年くらいの運用であれば問題ないものの、ドメインは長期的に運用することで価値が高まっていくので、長い目で考えたら更新料の安い.comに人気が集まっているのも頷けますね。
独自ドメインは新品とは限らない
この記事を呼んでいるあなたが、一体どういう目的で独自ドメインを購入するか分かりませんが、ブログ初心者の方の多くは「自分だけの愛着が湧くような独自ドメイン」を求めており、それは新品に違いないという先入観があると思います。
しかし独自ドメインというのは、まず「現時点で誰かに取得されていないかどうか」という分岐点があり、その次に「過去に誰かによって運営されていたドメインかどうか」という分岐点があります。
過去に誰かが取得した独自ドメインも、その人が手放してから一定期間が経過すると取得できるようになるので、ちゃんと調べないと「新品だと思ってたけど、誰かが使ったことがあるらしい」ということにもなりかねません。
ハッキリ言って、過去に運営していた人が健全に運営してくれていたのであれば、新品から始めるよりも中古から始めた方が有利に働く部分は多いです。
しかし健全に運営していなかった場合、既にGoogleからペナルティを受けている状態で手放されていることも少なくないので、取得前に「中古か新品か/中古だとしたら健全に運営されていたかどうか」を見た方がいいでしょう。
▶独自ドメイン取得前にインターネットアーカイブで要チェック!!
個人情報がダダ漏れするのを防ぐために…
Who is 情報 公開代行を忘れるべからず
私がまだ初心者だった頃、これを知って飛び跳ねるほど驚いたのですが、実は独自ドメインを取得した際にあることを忘れてしまうと、ネット情報に個人情報が筒抜けになってしまうんです。
私は約1ヶ月程、個人情報(本名、住所、電話番号)をダダ漏れにしてしまいました。
幸い、自宅に大量のピザが届くことも無ければピンポンダッシュもなかったのですが、このご時世に個人情報の流出は気持ち悪いので、みなさんはしっかり対策するようにしてください。
さて肝心の個人情報を守る方法ですが、まずは独自ドメインを取得し、登録する際に「Who is 情報公開代行」というものに申し込むだけです。これはドメインの所有者に代わって、ドメイン取得業者が代わりに個人情報を提供してくれるというものです。
これによって「あ、バリュードメインで取ってるな…」ということはバレても、それ以上の情報は漏れないのでご安心を(正確にはサーバー会社もバレますが)。一応、ご希望のドメインを取得したらWho is 検索にて自分のドメインを検索してみるといいかもしれません。
▶お名前.comでドメインを取得する際の注意点|これぞ初心者殺しの典型
.jpを取得する場合は注意
例えば「〇〇.com」というドメインを取ろうと思っていたのに、既に誰かに取得されていた場合、その文字列自体を諦めるという人もいれば、その文字列は諦めずに.comを諦めて別のドメインにするという人もいると思います。
もし「〇〇.comは誰かに取られていたけど、〇〇.jpは取れる」と考える場合は注意が必要です。
実は.jpドメインは少し特殊で、金額も少し高いうえにWho is 情報 公開代行ができないケースがあります。
私も.jpドメインを幾つか所有していますが、確かお名前.comではWho is 情報 公開代行そのものができず、バリュードメインなどの多くのドメイン取得業者では「住所は隠せるけど、本名は明かさなくてはならない」というルールだったと記憶しています。
スタードメインなら.jpもWho is 情報 公開代行に申請できるのですが、初心者のうちは色々とハードルが高いと思うので、よほどの理由がなければ通常のドメインを取得するのがおすすめですね。
おすすめのドメイン取得業者
私はバリュードメインにて数百個のドメインを取得しています。
お名前.comでも100個以上のドメインを取得していますし、その他のドメイン取得業者でも大量のドメインを取得していますが、私のおすすめはバリュードメインです。
理由は管理画面が見やすくて使いやすいからですね。
ただ、スターサーバーを使用する場合はスタードメインでドメインを取得することで管理が楽になる部分もありますし、お名前.comでセールをしているのに他のドメイン取得業者から取得することもないと思います。
自分が欲しいドメインがあったら、そのドメインが安売りしていないかどうか色んなドメイン取得業者のページを覗いてみて、安い所から買ってみるといいでしょう。
私は実際そうやっていますし、全ての業者の金額が一緒だった時はバリュードメインで購入しています。ぜひ参考にしてみてください。
まとめ
私が初めて独自ドメインを取得したのはお名前.comでしたが、Who is 情報 公開代行の制度を知らずに申し込んでしまい、後から申し込もうとしたら追加料金が発生すると言われて大きく凹んだのを覚えています。
その時に「お名前.comじゃなければ無料で申請できるんだけどね」と知り合いのブロガーに聞かされて、余計に落ち込みましたね。
それ以降、お名前.comは二度と使わないと誓ったのですが、やっぱり安さに釣られて度々利用しています。ちなみにwho is 情報 公開代行の申し込み忘れは、十数回やりました。
「お名前.com whois情報公開代行」などのキーワードでGoogle検索すると、多くのブロガーたちの怒りや悲しみが覗けると思うので、気になる方はぜひチェックしてみてください。