計画的な記事の量産は有効!手を動かし続けることの重要性とは?

 

昔に流行ったアフィリエイトの手法の1つに「ペラサイトの量産」というテクニックがありました。

ライバルが弱いキーワードをピンポイントで狙うもので、そのキーワード名のサイトを立ち上げて、後は物量作戦でゴリゴリやるというやつですね。

 

今でもペラサイトの量産が有効だという人はわずかに存在しますが、個人的には検索上位に鎮座しているペラサイトが減ったことからも「今はもうペラサイトの量産では厳しいのではないか?」と思っています。

 

一方で、やり方によってはという前提で、私は「記事そのものの量産」については、そこまで否定的な意見を持っていません。

今回は「計画的な記事の量産は有効である」というテーマで話をしていきたいと思います。

 

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意味のある記事の量産は極めて有効

 

物事は柔軟に見極めることが大事

0か100かで物事を計ろうとすると、「記事の量産は無駄」という結論になることが多いです。

ただしこれは「文字数だけ増やしても無駄」とか「単純に毎日更新しても意味がない」という言葉と似ていて、すべて『何も考えずに行動した場合』という前提があります。

 

極論で物事を考えようとすると、そりゃ「適当に書かれた100記事よりも、魂の込もった10記事」となるでしょうし、「惰性で続けた毎日更新よりも、自分の命を吹き込んだ週一更新」となるでしょう。

最初から効率の良いやり方が分かる人ならそれでもいいんですけど、まずは手を動かすところからじゃないですか?

多分ですが「70%の100記事と100%の10記事なら、多くの場合で前者の方が稼ぎに直結するんじゃないか」と思います。…知らんけど。

 

単に「サジェストを網羅する」だけだと少し足りないかも

 

サジェストというのは、予測変換機能のことです。

Googleの検索窓にキーワードを入力した時に「もしかして検索したいキーワードはこれじゃないですか?」という感じで、二語キーワードが並ぶことがあります。

これをサジェストと呼び、一般的には「検索される機会が多いものがサジェストになる」と言われています。

 

多くのユーザーに検索されている二語キーワードが並ぶわけですから、それに習って記事を量産すれば、アクセスを呼び込むことも理論上は可能です。

ちゃんと考えて記事を書くなら非常に有効な手段ですが、何も考えずに「〇〇 価格/〇〇 値段/〇〇 最安値」などの記事を量産するのは、賢い方法とは言えません

 

この手のキーワードから、検索ユーザーの意図を考えると「その商品に対して価格や値段以上の価値があるのかどうか/その商品を安く買う方法は何か」という情報が手に入ればいいので、何も似たような記事を量産する必要はないです。

サジェストはあくまで「自分の概念に無い検索キーワードを探す手段」に留めましょう。

 

需要があるキーワードの見つけ方|記事タイトルに含めて効果アップ!

 

ブログで稼ぐなら、ある程度の作業と失敗は必要不可欠

 

効率良い勉強法を求めて手を動かさない子供を見たら?

私には子供がいませんが、もし小学校低学年くらいの子供がいたとします。

その子が「効率良く勉強したい」という悩みを抱えていて、全く手を動かしていないんだとしたら、「まずは手を動かしたら?」と言うような気がします。

 

あまりにも効率良く勉強しようとするあまり、読み書きを全くせずに「効率の良い勉強の仕方」だけを模索するのでは、成長しなくても不思議ではありません

人によっては「お前のそれも極論じゃねーか!」と言いたくなるような気もしますが、やはり物事には順序があって、失敗から学ぶことって大きいと思うんです。

 

まずはとにかく手を動かしてみる。それで結果が芳しくないんだったら、そこで初めて「なんでダメなんだろうか」を考えてみればいいのではないでしょうか。

 

失敗談、体験談は至高のブログネタ

もし仮に、記事を量産して失敗したのであれば、それをネタに素晴らしい記事が1記事書けます。いや、2記事、3記事と書けるかもしれません。

しかもそこから生まれる記事は、あなただけの経験が凝縮した、この世には2つと存在しない唯一のコンテンツです。

 

その体験から「こうやったら飛躍的に収益がアップした」という経験をしたなら、それを有料コンテンツとして販売すれば、結構売れるんじゃないかと思います。

何も考えずに記事を量産しただけでは失敗に終わるケースが多いと思いますが、そこから何かを学ぶことが出来たら、記事の量産も無意味だったとは言い切れないでしょう。

 

最後に

私は商標アフィリサイトを量産するということをしていました(一時期ほどではありませんが、現在もやっています)。

似たようなサイトを作っても、成果が挙がるサイトと成果が挙がらないサイトが出てくるので、この2つの違いを考察してみるだけでも結構勉強になります。

 

ブログで稼ぐことを考えると、どうしても時間に対して有限という考えが強くなり、効率良い作業ばかりを追い求めてしまうことと思いますが、失敗するのも無駄ではありません。

あなたにブログの才能があるなら別ですが、そうでなければガンガン手を動かして、どんどん失敗してみましょう。

そして、それをコンテンツにすれば一石二鳥です。ぜひお試しあれ。