長文SEOは未だに有効!?小手先のテクニック一辺倒になるな!

 

「どうやったら自分の記事をGoogle検索で上位表示できるか」というのは、ブロガーやアフィリエイターたちにとって永遠のテーマと言ってもいいでしょう。

特に強いキーワードだと、順位が1つ違うだけで1日の売り上げが数万円変わってくるということもザラにあります。

 

誰もが「1つでも良い順位を取りたい」と願う姿勢は一緒です。しかし、その対策の仕方はそれぞれで大きく異なります。

そして何度も語られてきたテーマがこちら。

 

  • 1記事あたりの文字数は何文字がベストなのか
  • 長文記事は上位表示されやすいのか

 

私自身も色々考えて、何度も試行錯誤してきました。そして、1つだけ分かったことがあります。

それは「小手先のSEOテクニックを使うのは問題ないけど、それ一辺倒になってしまうと非常に危険だということ」です。

 

このページでは、多くの初心者ブロガーや初心者アフィリエイターが陥りがちな「小手先SEOテクニックの罠」について書いていきたいと思います。

 

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長文SEOは有効とは限らない

 

結論から書きますと、長文SEOの効果は徐々に落ちてきていると実感しています。

2018年頃までは、明らかに長文を突っ込むということが上位表示に繋がりやすかったのですが、最近はその効力が徐々に低下していると言わざるを得ません。

ブログの文字数は何文字以上がベスト!?文字数は考えるな!感じろ!

 

これは紛れもなく「Googleアップデート」の影響を受けた結果と言えるでしょう。

長文SEOが有効だと分かったブロガー、アフィリエイターたちがこぞって長文記事を投下しまくった結果、本来なら2000文字程度で十分語れる内容も5000文字以上になってしまい、結果としてユーザーの利便性を損なっていると判断されたのではないかと思います。

 

しかしGoogleでは、E-A-Tを重要視していると発表しています。

EATというのは「Expertise(専門性)/Authoritativeness(権威性)/Trustworthiness(信頼性)」の3つの略称です。

 

2019年現在は、ツール記事でも簡単にはペナルティを食らわない点から見ても、Googleは日本語の内容までは理解できていないと考えるのが妥当です。

そんなGoogleが、何をもって専門性や権威性を判断しているのか。この中に被リンクなどの要素があり、その一部に長文(コンテンツボリューム)があることは間違いないでしょう。

ただ、その重視される比重がアップデートによって見直されたと考えるのが自然ではないでしょうか。

 

長文SEOに限らず、テクニックは通用したりしなかったりを繰り返す

 

ブログアフィリエイトをやっていると、よく「ホワイトかブラックか」を語ることがあります。

この定義は人それぞれで、その判断も非常に難しいと思うのですが、私の中では「本当の意味でのホワイトハットSEOは、ほとんど存在しないんじゃないか」という考えです。

初心者が知っておくべきホワイトハットSEOとブラックハットSEO

 

多くの人は「自演リンク」を持って、ブラックSEOと言っているのではないかと思います。

私からすると「Googleを攻略しようとする手法そのものが、もはやブラックSEOじゃないか」という考えで、それこそ長文SEOもそうだし、タイトルは32文字以内とか、重要なキーワードをタイトルの最初に持ってくるとか…。

こんなのは全部ブラックSEOだと思っています。というか、SEOにはホワイトもブラックも関係ないという感じです。

 

こういう手法は、絶対にどこかで対策されます。

対策された結果、それを拠り所にしているコンテンツが勝手に沈んでいくというだけで、今度はまた新たな小手先テクニックが登場することでしょう。

 

ただ、一生通じないということは考えにくくて、またどこかで浮上してくる可能性が十分あるのではないかと思っています。

そのためにも「テクニックは一辺倒にならないようにする/必要に応じたリスク分散」が重要なんじゃないかという考えです。

 

「ユーザーの為になる記事を書く」のは、あくまで最低条件

 

「一時的に評価されるテクニックを使って、その都度Googleに振り回されるよりも、いっそのこと読者のことだけを考えて記事を書いた方がいいのでは?」と考える人もいると思います。

これは間違いなく正しいですし、いっそのことSEOを完全度外視してコンテンツを作ってみるというのは、非常に面白い発想です。

 

ただ、読者のことを考えた記事だけが検索上位を占めるということは、今後もないんじゃないかと思っています。正確に言うと「読者のことだけを100%意識した記事」ですね。

もちろんテクニックを駆使しているという人も、読者のことをまったく考えていないということはありません。

 

私もアフィリエイトサイトを作る時は、大体70%くらいは読者のことを考えて作ります。

あとの30%で「他人のサイトを出し抜く方法」について考えたり、「小手先のテクニック」を使っているという感じです。

 

そもそも「読者のことを考えて…」というのも、筆者の自己満足である可能性が否定できないような気がします。読者にも色々いるでしょうし。

嫌な上司や先輩に「お前のことを考えて…」って言われた経験ありませんか?

読者のことを考えるのはもっともですが、それを判断するのはあくまでGoogleだということをお忘れなく。

 

一辺倒にならないように、色んなテクニックを試してみたら?

 

私の例を挙げると、ブログアフィリエイトに参入してから色んな記事を書いている過程で、「自分が好きな事、詳しい事に関する記事を書いたら、それが上位表示されやすい」と気付きました。

かと言って、「自分の熱量がGoogleにしっかりと評価されている」とは微塵も思わなかったです。「何かを筆者の熱量(プラス要素)と判断されている」と解釈しました。

 

そこで真っ先に思い浮かんだのが「記事の文字数」です。好きなことを語る時は饒舌になりやすいので、単純に記事のボリュームが多いことに気が付きました。

もちろん「好きな事=深堀りできる」という意味では、その情報の生々しさのようなものがGoogleや読者に評価されているという考え方もできますが、読者に評価されるのはあくまで人の目に触れてからの話です。

 

読者に見つけてもらうにはSNSが手っ取り早いんですけど、それを連動していない場合は「何かでGoogleに評価してもらって、上位表示されないと話にならない」と言えます。

そのきっかけが記事の文字数なんじゃないかと考えました。

 

そしてその結果、毎週ちょっとずつ追記したりして、少しずつ少しずつ記事ボリュームを増やすということをした結果、よほど強いキーワードはさて置き、ある程度のキーワードで順位を押し上げることができました。

そして「これでアフィリエイトサイトを量産すれば…」と考え始めた矢先に、アップデートに被弾してボロボロになったという感じです。

 

長文SEOが有効なんだと気が付いたら、それは好きなだけ利用すればいいと思います。

ただ、この手の小手先のテクニックは、いずれ対策されることが多いので、その手法に頼り切らないことが重要です。

長文で作るブログサイトがあるなら、もう1個「長文には頼らずに運営するブログ」を作ってみてもいいのではないでしょうか。

 

もちろん「1つのブログに全力を注いで、集大成を作り上げる」という方が、特単交渉なんかもしやすくなるので、ブログサイトの量産を否定する人もいるでしょう。

しかし「ユーザーのことだけを考えたホワイトハットSEOのサイトだから、絶対に飛ばない」という保証は、今やどこにもありません。

 

被リンクは使っていなくても、それなりに偏った記事を書いていませんか?読者のことだけを考えるのに、キーワードって概念は必要ですか?

それに最終的に白か黒かを判断するのはGoogleです。あなたにとってのホワイトハットSEOも、いつかGoogleにブラックハットSEOだと判定されてしまうかも。

 

最後に

というわけで、個人的には「リスク分散しつつ、一辺倒にならない程度に色んなテクニックを試してみたらいい」と思っています。現に私もそうしています。

 

どう考えたって「文字数を少なく、情報を網羅する」なんてのは無理ゲーです。

かと言って長文ばかりの記事を書いていると、いざアップデートで修正された時に痛い目に遭うので、その辺の対策をしつつ、色々やってみましょう。