独自ドメインは期間限定で安い時期があるので、セール期間に一気に購入するという人も少なくないと思います。
中古ドメインを一気に数十個取っても、全部が当たりということはまず無いので、どれが当たりでどれがハズレなのかを精査しなくてはなりません。
この精査方法がしっかりしていれば、本当に強いドメインにのみ集中してコンテンツを入れることが可能です。取得した全部の中古ドメインに全力のコンテンツを入れていたら、いくら時間があっても足りないですし、外注を使ったら今度は費用に悩まされるでしょう。
本記事では、私が実際に行っている中古ドメインの精査方法についてご紹介します。
中古ドメインの精査方法
狙いたい商標、ジャンルに沿った記事を入れる
まずは「何のキーワードを狙うのか」を決めます。例えば「すっぽん小町+口コミ」とかなら、ブログタイトルにそのキーワードを入れましょう。
この時、狙うキーワードは「難易度が高すぎないこと」が重要です。あまりに競合が強いところで上位表示を狙っても、全ての中古ドメインに順位が付かない可能性があるので、それだけは避けてください。
今度は個別記事を投入するのですが、大体10記事~20記事くらいでOKです。タイトルは「すっぽん小町+〇〇」にして、1記事あたり2000文字くらい入れます。
この時の記事は、大変でなければ自分で書いてもいいですし、外注を使ってもいいですが、記事によって熱量やクオリティが変わってしまうと公平に精査できないので、できればツール記事の使用がおすすめです。
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1週間以上放置して、順位の付き方を見る
10~20記事入れたら、あとは順位が付くのを待ちます。
インデックスされるタイミングは、クローラーが回ってくるタイミングや中古ドメインのパワーなどにも左右されるので、ここは気長に待ちましょう。
中古ドメインによっては1週間じゃインデックスされなかったり、もっと言うと「すっぽん小町じゃ順位が上がらないけど、〇〇というキーワードなら上位表示できた」という可能性もあります。
この辺は、どこまでチャンスを与えるのかなども財布や時間と相談して決めるといいです。
検索順位を計るのはGRCなどの計測ツールです。「すっぽん小町」という単一キーワードと併せて、本命の「すっぽん小町+口コミ」で順位を測定します。
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大体複数のドメインで結果が現れてきたら、最も優秀なドメインに全力でコンテンツを投入していきます。キーワード選定に上手くいけば、すっぽん小町という単一キーワードでも上位表示する中古ドメインが出てきたりもするので、こういう場合はチャンスです。
もし「すっぽん小町+口コミ」で上位表示される中古ドメインが複数出てくるようなことがあれば、複数サイトで上位表示を狙ってみてもいいでしょう。
精査に漏れたドメインはどうする?
精査に漏れたドメインですが、基本的には「バックリンク用の2軍サイトに回すか、別のキーワードでチャンスを与えるか」です。
ただ、全く順位が付かないという場合はペナルティを貰っている可能性があります。
サーチコンソールに登録すれば確認可能ですが、個人的にはGoogleに与える情報は最小限にしたいので、ちょっとでもやましい気持ちからリンクを送ろうとしている場合は、サーチコンソールは使いません。
というわけで、こういう場合は「他とは明らかに被らないようなサイトタイトルを付けて、そのサイトタイトルで検索した時にちゃんと1位が取れるかどうか」で判断しています。
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- 白夜でマーライオンと決闘したらお腹を下した
- セパタクロー日本代表の昼食にカマドウマ
こういう特殊なサイトタイトルを付けて、しばらく放置してからググって1位に出てこないようであれば、もしかしたらペナルティを貰っているかも。
もしペナルティを貰っていないのであれば、メインサイトにリンクを送るサテライトサイトを作ったり、サテライトサイトにリンクを送る3軍サイトにしてもいいと思います。
物によっては1ヶ月音沙汰無しでインデックスされないという場合もあるので、ペナルティの疑いが出たら「結果は出てないけど、ちゃんとインデックスされているサイトから被リンクを貰って刺激する」とか、最終的には「サーチコンソールに登録して確認する」という手段を取ることもあります。
中古ドメインを使う時はサーチコンソールは使わない?
ここは個人差が出るんじゃないかと思いますが、個人的には「ちょっとやましい要素がある場合は、サーチコンソールは使わない」というルールでやっています。
サーチコンソールは非常に優秀なツールですが、Googleに捕捉されやすくなるんじゃないかという不安がありますし、どこまで本当かは不明なものの「同じGoogleアカウントに紐づけていたサイトが軒並みペナった」という声が、たまに聞こえてくるんですよね。
ハッキリ言ってGoogleがやる気になれば、アカウントを分けたとしても同一人物だってバレることは間違いないので、同じアカウントという理由だけでペナルティを与えることがあるなら、アカウントを分けていても意味がないんじゃないかと思いました。
それもデマかもしれませんし、本当の所はわかりません。しかし、個人的には対策しておいた方がいいような気がするので、中古ドメインで「順位を上げるための裏技的な考えでリンクを送ろうとしている場合は、サーチコンソールは使用しない」ことにしています。
最後に
中古ドメインは、実際に使ってみないと良し悪しの判断が付かないことが多いです(私レベルだと)。
実際に使ってみたところで、少しずつ被リンクの数が減ってパワーが減っていくことは珍しくないですし、「最初は調子が良かったのに、気付いたらヤムチャ的な扱いになってる…」ということも少なくありません。
物によってはマイナスの影響を与えかねないので、中古ドメインはしっかりと精査して使用することをおすすめします。