私は書きたいことがあり過ぎて、ブログネタに困ったことがありません(←自慢です)。
私は2015年の末からブログを書き始めましたが、それから何度も失敗して、とてつもなく遠回りをしてきました。
人に頼ることが苦手で、我流で自分でもやれる方法を模索してきたのですが、幸か不幸か「ブログに書けるネタがない」という悩みを持ったことは1度もなく、今でも毎日「今日はあれ書こう、明日はあれを記事にしよう」というネタばかりです。
そこで今回は、ブログネタに困っている人に向けて「自分自身の失敗談をブログで発信すること」をおすすめしていきたいと思います。
失敗談は共感と改善策の宝庫
他人の不幸は蜜の味
あなたは普通の自慢話と不幸自慢だったら、どっちが好きですか?
私は自慢話をするのもされるのもあまり好きではないので、自慢(のようなもの)をするにしてもそこまで鼻にかけないように気を付けていますが、不幸自慢は割と積極的に発信するようにしています。
というのも、ワイドショーなんかを見ていると「人の不幸って注目度が高い」と思うんです。
「結婚しましたー!」よりも「離婚しましたー!」の方が話題性があるような気がしますし、誰かが病気になったというニュースが出たら、世の中のトレンドアフィリエイターたちがこぞって群がる様子が思い浮かびます。
「アパレル界の頂点です!/すごく儲かってるんで月に行きます!/彼女は超人気女優です!」とか常に自慢ばかりしている人がいたとしたら、その人が地に堕ちた時の注目度なんかハンパ無いでしょう。
嫌味にならない自慢の難易度は高い
私はブログ初心者の方に「こうやってブログをやれば、ブログ収入が得られるようになりますよ」というテーマでこのブログを運営していますが、たまには私自身の収益の話をすることも出てくるでしょう。
その時に私は恐らくですが「私はこれくらいの収益しか出せていませんが、これくらいなら誰でも到達できます」という言い方をすると思います。
そして、なるべくリアルな数値を出すようにするはずです(全てのブログのトータル収益を晒すのではなく、このブログの収益だけを出すとか)。
人はリアルなエピソードに心を動かされると思いませんか?
人によっては「ブログを始めたら、毎日30分の作業で月収300万円稼げるようになりました!」というエピソードに惹かれるという人も多いんでしょうが、私は断然「ブログを毎日1年間頑張ったら、月のお小遣いが3万円増えました!」というエピソードに魅力を感じます。
なぜ私が後者に惹かれるかと言うと、それは紛れもなく「話のリアルさ」に引き込まれるからです。
人は誰しも体験談を語ることはできると思います。後はそれが「成功談」なのか「失敗談」なのかです。どちらもリアルな自分だけのコンテンツですから、使わなければ損でしょう。
じゃあどっちのベクトルで話をするかとなった時に、自慢に受け取られないようにする成功談よりは、愚痴にならないようにする失敗談の方が扱いやすいような気がしませんか?
もちろん読者にマイナスに受け取られないような自慢話(ポジティブな体験談)をするのが1番いいのですが、個人的には書き手のスキルが求められるうえに厄介な部分が出てくるような気がします。
自信のある人はぜひ「アパレル界で空前絶後の大成功をおさめたから、女優で綺麗な彼女と一緒に月に行ってくる」という記事でバズってください。
他人の失敗は勉強になる
上の方では「他人の不幸は蜜の味」と書きましたが、私の場合は単に人の不幸話が好きと言うよりかは「大きな失敗をした人が、自分の失敗に対してどのような分析や考察をしているのか」という部分に興味があります。
例えば「ブログアフィリエイトで3ヶ月で100万円稼げるようになりました」というエピソードからは、自分にとって参考になる部分って見つけにくいような気がするんです。
「センスはもちろんだけど、きっとタイミングも良かったんだろうな」とか「同じことをやっても自分には無理ゲー」という感覚が強い気がします。
一方で「3ヶ月で100万円稼いだサイトが飛びました」というエピソードからは、何か学べることがあるような気がするんです。
この人が語る「どうやって100万円稼げるサイトを作ったのか」に関しては、もうそれが失敗してしまったということもあり、包み隠さず話してくれるような気がしませんか?
現在進行形で稼いでいる人が「私が月に100万円稼いでいる方法をあなただけに教えます!」と言ったところで、心のどこかに「今稼げてる方法を易々と他人に教えるだろうか…」という部分に引っ掛かるのは、恐らく私だけじゃないはず。
自分の失敗談とそれに対する改善策や今思うことまでが1セット
失敗談を書こうというと「こんな失敗をしました」だけで終わってしまう人が出てくるかもしれないので、それで終わるのではなく「こうすれば良かった/今はその失敗についてこう思っている」というエピソードを加えることで、話にリアルさも出てきますし、読者側も気付きを得られるようになります。
別に大した失敗じゃなくてもいいんです。ブログで言えば「私は自分でダウンロードするなよって言われていた案件をダウンロードしまくってBANされちゃいました」というしょうもないエピソードでも問題ありません。
<<某ASPで不正がバレてアカウントが削除された話|バレるな危険!!
何の苦労もなく稼げるようになった人よりも、かなり苦労して稼げるようになった人の方が参考になると思いませんか?
私なら「最初の3年間は全然稼げなかったけど、4年目になってようやくアドセンスで1日1000円ほど稼げるようになりました」という人の体験談なんかは、例えお金を払ってでも聞いてみたいなぁと思います。
あなたの失敗談は、誰かが失敗をしないためのノウハウになるかもしれません。
最後に
私はこれまでに人よりも少しだけ多く失敗してきました。
大学も行ってませんし、会社も5年ほど勤めてやめています。学生時代はカンニングやタバコで何度も停学になりました。
こういう人でも稼げるのがブログの良いところであり、可能性なんだと思います。
当時は死にたいくらい悩んだことでも、今思えば全然大したことなかったと思えるようなエピソードは誰にでもあるはず。そういうネタを自身の言葉に乗せて発信してみてはいかがでしょうか?