短期逃げ切り型アフィリエイト:商標アフィリエイトの具体的なやり方

大型アップデートでは、ホワイトだろうがブラックだろうが関係なしにサイトが飛ぶので、個人的には「短期と割り切ってゴリゴリのブラックSEOを駆使した商標アフィリエイトが有効なんじゃないか?」と思っています。

2019年の3月中に来た大型アップデートでは、私も大きな被害を受けました。あくまで私のケースを言えば「新規ドメインで運営歴1年~2年で自演リンクなどを一切行っていないホワイトなブログサイト」が割と深刻なダメージを受けています。

 

一方で被リンクを当てまくっているブラックなサイトは…と言うと、今回に限ってはほとんど無風で「せいぜい商標単一キーワードが公式、Amazon、楽天、@cosmeに抜かれた」という程度です。

というわけで、最初から2語、3語のキーワードを狙った商標サイトは、大型アップデートの影響をほとんど受けることなく収益化出来ているという部分を考えても、リスクヘッジの1つとして有効なんじゃないかと強く感じました。

今回は初心者ブロガー、初心者アフィリエイターの方に向けて、具体的な商標アフィリエイトのやり方についてご紹介していきたいと思います。

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商標アフィリエイトとは?

商標アフィリエイトとは「具体的な商品に絞って紹介するアフィリエイト」です。

ASPの案件を眺めて「売れそうな商品」を選び、その商品に対する様々な観点から記事を書き、サジェストを網羅するというような感じがセオリーですね。

商標名を検索する人は「その商品について既に興味を持っている」というケースが非常に多いので、商標サイトでは一からセールスをしなくても背中を押してあげるだけで成約に繋がることが多いです。

商標アフィリエイトのメリット・デメリットについては別記事にまとめてあるので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

<<初心者でも取り組みやすい商標アフィリエイト|デメリットはこれだ!

 

商標アフィリエイトで取り扱う商品の選び方

取り扱う商品を選ぶ際の4つのポイント

まずはそのサイトで取り扱う商品を選びます。具体的な選び方は幾つかありますが、簡単に言うと「売れそうな商品」を選ぶのがベストです。

 

商品名にある程度の知名度があること
販売元にある程度の力があること
ジャンル型特化サイトへの展開も可能であること
報酬額だけでなく承認率なども考慮すること

 

商品そのものの知名度をチェック!

商品の知名度は高ければ高いほど商標アフィリエイトはやりやすいのです。しかし、その分ライバルも多くなる傾向にあるので、色々やってみることをおすすめします。

商品の知名度は自分が知っているかどうかで判断してもいいのですが、自分が興味のないジャンルの商品を判断するという場合は「虫眼鏡キーワード」に注目してみるといいです。

 

すっぽん小町は非常に大きな知名度を誇っているサプリメントですが、Yahooなどの検索エンジンで検索してみると「関連キーワード」が表示されますよね?

この数が多ければ多いほど、商品としての知名度があるという風に考えて問題無いでしょう。無名な商品だと、この虫眼鏡キーワードはほとんど出てきません。

アフィリエイト以外にも「テレビCMをしている/雑誌に広告を出している」という商品だと知名度も上がりやすくて、それを検索するというユーザーも増えるので、そういう商品を選んだ方が結果は出しやすいです。

 

販売元にある程度の力があること

アフィリエイトプログラムは商品によってすぐに終わってしまったり、ある程度長く続くものなど本当に様々です。

商標サイトは言ってしまえば「ASP案件が終了してしまったら、ほぼゴミサイト」になってしまうので、できるだけ長続きをする案件を選ぶのがベストと言えます。

この判断方法は色々あるかと思いますが、やはり知名度のある企業やこれまでの継続実績に注目するのが手っ取り早いです。

 

先ほど例に出した「すっぽん小町」は、かなり長い期間に渡ってアフィリエイトに注力していて、2019年3月現在もアフィリエイトが停止するような気配はありません。

何よりすっぽん小町は値段もお手軽で、商品そのものの知名度も高く、成果報酬もそこそこなので、このような実績のあるアフィリエイトなら今から参入しても問題ないように思います(不安点は幾つかありますが)。

 

一方で聞いたこともないような会社が出している商品で、その会社が出しているアフィリエイト案件がその商品だけという場合は、個人的にはリスクが高いように思います。

あとは知名度も資金力もあるという販売元でも「アフィリエイターたちを上手く使って新商品の時だけアフィリエイトに資金を費やし、ある程度の成果が出たら(それなりの知名度が手に入ったら)すぐにアフィリエイトから撤退する」という会社も結構あるので、販売元が大きければいいというものでもありません。

 

ジャンル型特化サイトへの展開も可能かどうか

私が商標アフィリエイトに取り組むうえで重視していることの1つは「商標サイトよりも更に1つ上の『ジャンル型特化サイト』へ展開できるかどうか」という部分です。

例えば格安SIM、無線ルーター、アイケアサプリなんかは、ASPにも様々な商標が溢れているので、それぞれの商標サイトを作っていくと最終的には「それらの商標を比較する中型サイト」を作ることも可能になってきます。

 

格安SIMを例に出すと「UQモバイル/楽天モバイル/mineo/Y!mobile/LINE MOBILE」など多くの種類があるので、最終的に格安SIMジャンルへの展開ができるというのは非常に強いです。

商標サイトを作るうえでインプットした情報をそのまま使用できますし、ジャンル型特化サイトなら特別単価が貰える(2000円の報酬が4000円の報酬になったりする)ことがあるので、イメージ的には「商標サイトで集めたパワーをジャンル型特化サイトに集結させる」というイメージですね。

 

報酬額だけでなく、承認率などもチェック!

私の場合は、1000円以下の報酬の商標は一切取り組みません。

同じ1件を制約させるために割く労力はほとんど一緒ですから、1000円よりは2000円、2000円よりは3000円という感じで、報酬金額は高ければ高いほど望ましいと言えます。

ただし「報酬額が高くても承認率が極端に低い」「報酬額は高いし承認率も悪くないけど、ライバルが強すぎる」などの場合は、あまり手を出しません。

ASPによってはある程度の実績がないと承認率が確認できない場合もあるので、その場合はとりあえず承認率が確認できる位置を目指すということになります。

 

クレジットカードなんかは報酬単価も高くて儲かるジャンルと言われていますが、上位サイトを見て感じるように「吐き気がするほどレベルが高い」です。

 

「やってみなきゃ分からない/とりあえず挑戦してみる」ということは非常に重要なので、自信があるならやってみてもいいと思いますが、ライバルの強さもチェックしておくことをおすすめします。

ちなみにライバルの強さは、上位表示されているサイトのデザインやクオリティ、入っている記事数などに注目すれば大体分かりますが、あとは「商標日本語ドメインの数」なんかも1つの指標になるでしょう。

 

その他注目ポイント

  • 最安値が公式サイトかどうか
  • 商品LPが魅力的かどうか
  • 新規案件なのかどうか
  • 季節が合っているか

あとはたまに用意されている罠として「Amazonや楽天で購入する場合と公式サイトの金額が一緒」というケースも要注意です。

商標アフィリエイトの重要ポイントは「いかに自分のサイトに貼ったリンクを貼って公式サイトに飛ばし、公式サイトで購入してもらうか」なので、Amazonや楽天と公式サイトの販売価格が一緒なのであれば、公式サイトから購入してもらえる可能性がグッと低くなります。

 

あとは商品LP(公式サイトのデザイン)が魅力的かどうかというのもポイントで、いくら自分が頑張って検索ユーザーを公式サイトに送っても、公式サイトそのものがカッコ悪いとかセンスが無いという場合は、残念ながら成約率は高くならないです。

これが悪いと「アフィリエイトリンクがクリックはされているんだけど成果が挙がらない」というカタチになることがあるので、事前にチェックしておくことをおすすめします。

 

商標アフィリエイトの具体的なやり方

新規ドメインか中古ドメインか

私は「新規参入の商標は新規ドメインと中古ドメインの両方で作る」ということをすることもありますが、既に時間が経っている商標の場合は間違いなく中古ドメインを使っています。

理由として中古ドメインの方が上位表示は早いですし、新規ドメイン+ホワイトだと「上位表示までに時間が掛かり過ぎて、やっと上位表示できた頃に案件が終了したらやり切れない気持ちになる」という部分が大きいです。

<<中古ドメインのメリット・デメリット|スキルアップにも最適(おすすめとは言ってない)

 

いずれにしても新規ドメインで勝負する場合は、上位表示するまでによほどライバルが弱いという場合でもなければ半年以上は掛かると思うので、季節もちゃんと意識して取り組むようにしましょう。

例えば無線ルーターなどの案件を仕込むなら、引っ越しシーズンに上位表示されるような前もっての施策が重要です

 

「商品名+〇〇」という内容で記事を書いていく

商標サイトの基本は「商品名+○○、商品名+△△」というカタチでひたすら記事を書いていくということです。

分かりやすい部分で言えば「商品名+最安値」とか「商品名+効果」とか「商品名+メリット・デメリット」などなど。

手当たり次第に書いてもいいですし、上の方で紹介した虫眼鏡キーワードを使用したり、あとは然るべきツールを使うのも極めて有効です。

<<需要があるキーワードの見つけ方|記事タイトルに含めて効果アップ!

 

ぺラサイトってどうなの?

私も固定ページだけでワードプレスを使ったぺラサイトを作ったことは幾つかありますが、個人的にはぺラサイトよりは補足記事を数記事入れたミニサイトの方が戦いやすいという印象があります。

(私はシリウスを使用したことがないので、界隈の人がよく言っているシリウスを使ったぺラサイトがどれだけ使えるのかどうかは分かりませんが)

 

私のやり方はTOPを固定ページにして、そこに商品のすべてを網羅した記事を持ってきて、TOPから補足ページと内部相互リンクを張り巡らすというイメージですね。

ライバルの強さにもよりますが、TOPページの文字数を大体7000文字~13000文字くらいにして、補足ページは2000文字~4000文字くらいのものを10記事~30記事くらい入れることが多いです。

 

最後に

今回ご紹介した方法は、要領の良さによって稼げるまでの期間、最終的に稼げるようになる金額に差は出てくるかと思いますが、商標でハズレを引き続けない限りは誰がやってもそれなりの成果が見込める手法だと思います。

商標アフィリエイトに関しては、どうしても最初に書いた人間が評価される傾向にあるので、新しい案件ならライバルが弱いですが案件終了のリスクが余計高くなりますし、古い案件ならライバルがそこそこ強く育っている可能性が高いです。

 

それらを見極めるうえで「とにかく作業量が必要」という感じになっていき、個人的には「10個の商標サイトを作って2つか3つ当たれば御の字」という気持ちで取り組んでいます。

手を休ませずに書き続ける自信があれば、よほどセンスが無いという場合を除いてそこそこ成果を挙げられる手法だと思うので、興味のある人はぜひ取り組んでみてください。