約4か月ぶりの更新です。当ブログを更新していなかった期間、主にYoutubeの動画作成やゲームに勤しんでおりました。完全に堕落生活です。
そしてお盆が終わったあたりから、徐々にドメインを更新するか否かの判断を含め、ブログ生活に戻ってきたわけですが…。まぁブログの種類やクエリによっては「なにも対策していないのに順位やアクセスが戻ってきた感」があります。
もちろん売り上げは壊滅的な状態であることには変わらず、あくまで一部のクエリで順位が戻ってきただけです。そこで少し気が付いたことがあるので、今回まとめておこうと思います。
お金にならないクエリは復帰?
一部のクエリでアクセスが復活しつつある
私は100以上のブログサイトを持っていますが、これまで1位だったものも3ページ目以降に落とされてしまい、商標サイトなどは軒並み全滅してしまったという感じでした。
特に「商標名+効果」や「商標名+最安値」などのクエリは公式サイトが上位を独占している状態にあり、3ページ目では発生件数がゼロです。
一方で、復活の兆しを見せているブログサイトも存在します。こちらは運営歴が2年未満のブログサイトで、そもそものアクセス数が全然多くないのでアレなんですけど、アプデのタイミングで見事に急降下しているのがお分かりになるかと思います。
そして今年の春先以降、徐々に右肩上がりでアクセスが伸びていると言ってもいいのではないでしょうか。ちなみに今年の春に入ってからは完全放置で、何か手を加えたとかは一切ありません。
ちなみにこんな感じのアクセス推移を持つブログサイトが結構多くて、完全復活とは言わないまでも「復活の兆しがある/一部のクエリを覗いて元に戻った」というのが結構多いです。
そこで色々調べてみた結果、「もしかしてお金にならないクエリは元に戻ったのでは?」と思いました。
お金にならないクエリとは?
例えば「おすすめサプリメントを紹介する」みたいな記事は、比較的お金になりやすいクエリです。サプリメントを買おうとしている人が、「何かおすすめないかな?」と思って検索してくるケースが多いわけですから。
一方で「サプリ飲み方」とか「サプリ解約方法」なんていうのは、全部が全部じゃないにしろ「既にサプリを持っている人がどうすればいいかを検索しにくる」という意味合いが強く、既にサプリを購入したユーザーが検索することが多いクエリと言えるでしょう。
私が運営している数々のブログにおいて、「購入前のユーザーが検索しそうなクエリは順位が復活しておらず、その他のクエリは順位が復活しつつある」という傾向が強いように感じました。
例えば「脱毛クリニックの紹介記事は順位を下げたままにするけど、脱毛後の感想(アフィリンク無し)みたいな記事は上げてやるか」みたいにGoogleに操作されているという感じでしょうか。
個人ブログは一気に衰退、代わりに企業ブログが猛威を振るう
ブログで生活している私のような人間や、あるいは「これからブログで稼いでいきたい!」と考えている人にとっては、割と「アフィリエイト」というワードで検索する機会もあるのではないかと思いますが、この検索結果を見ているといかにGoogleが変わったかを見ることが出来ます。
ちょっと前までは、ブロガーやアフィリエイターのインフルエンサー的な人のブログサイトが上位に表示されていたんですよね。それが今では広告枠と各大手企業のサブディレクトリばっかです。
上記画像は2020/10/06現時点において「アフィリエイト」をGoogle検索したものです。上には4件の広告があり、その下の協調スニペット部分からスクショしました。
- バリューコマース
- かごやサーバー
- 楽天アフィリエイト
- A8
アフィリエイトに精通している人であれば名前を聞くことも多い会社のサブディレクトリが上位をほぼ独占しているのが分かります。
ちなみにこの下は「ミックスホスト、ミックスホスト、アクセストレード、SEO会社、ペライチ、広告枠3つ、関連キーワード」で1ページ目が終わり、続く2ページ目でも「Amazon、afi-b、ソフマップ」などが乱立したうえにYoutube動画の枠がありました。
これまでに上位を取っていたインフルエンサーたちのブログは軒並み下がったままです。
まぁアフィリエイトをこれから始めようと思っている初心者に対して、サーバーを契約させたり、ワードプレスのテーマを売りつけたり…。さらには情報商材を販売するという手もあるわけですから、アフィリエイトというキーワードでトップが取れればウハウハじゃないかと思います。
で、サーバーの契約やブログテーマを購入するまでの道筋は大手企業が搾取し、その後の「サーバーの設定の仕方、ワードプレスのテーマのカスタマイズ方法」など、既にサービス契約済み&コンテンツ購入済みのユーザーが検索しそうなクエリになってくると、個人ブログが検索上位に増えてくるという印象を受けました。
今後の個人ブログの生き残り方
Youtubeを見ていてもそうですが、最近は芸能人が参入しまくっていることもあり、完全な一般人初心者Youtuberが収益を得るためのハードルは、めちゃくちゃ高くなってしまいました。
それでもニッチな分野に手を出す人がそこまで増えるわけじゃないし、大手企業が挑戦できない事、芸能人が手を出せない分野はまだいくらでも存在します。私たち個人ブロガー・個人アフィリエイターは、そういう狭い領域をいかに効率よく攻めるかが重要になってくるでしょう。
具体的に言うと「商標サイトじゃなく比較サイト」の方が結果を出しやすく、できればデメリットを包み隠さず発信できるコンテンツって言うんでしょうか。やっぱ会社の名前を背負っていたり、影響力のある芸能人は「商品を褒めることは出来ても『〇〇の方が良い商品ですけどね』みたいな発言はしにくいはず」です。
上位サイトが全部褒めることしかできないのであれば、まだデメリットを気兼ねなく発信できる個人ブロガー・個人アフィリエイターの方が、読者の信頼を得やすいという部分もあるのでは?
あとSNSとの連動も重要です。私はSNSが食わず嫌いであまり本気で取り組んでいませんでしたが、これが意外と効果テキメンでした。
一般ユーザーの中にも「最近のGoogleが使えない」と思っている人は少なくありません。そういう人はSNS検索を利用している人も多いようなので、適度にSNSで発信することは成果が出やすかったりもします。
できれば1サイト=1アカウントくらいの勢いで。特にTwitterとブログサイトは相性が抜群に良いので、適度に情報を呟くだけでも効果が期待できるでしょう。直接フォロワー数に直結しなくても、ツイートからの流入数は無視できません。まだやっていないという人は、この機会にぜひ。
最後に
個人的にはこれまで以上にキーワード選定をしつつ、できればYoutubeのアドセンス収益を狙ってみたいと考えています。
幾つかアカウントがあって、登録者1000人には全然届かない感じですが、「クリックされなきゃいけないブログよりも自動的に再生される動画広告の方がよくね?」という部分から、ちょっと挑戦してみようと思いました。
まぁYoutubeの収益化には1年以上かかるかもしれませんけど、そうやって動画制作のノウハウを身に付けながらも、これまでのブログアフィリエイトの細かい場所を拾いつつ、細々とやっていけたらなと思っています。